検索窓
今日:2 hit、昨日:22 hit、合計:54,112 hit

life10 ページ10

丈『おっはよー』


相変わらず元気でやかましい丈が教室に入ってきた。


大子『相変わらずうるさいね。アイツw』


『ホンマにw』


大子『ところで、大橋とは最近どうなん?』


『は!?何言うとん!?』


大子『やって、あんな仲ええのに中々くっつかんねんもん。』


『いや、ないって』


大子『え〜、アンタら絶対お似合いやと思うねんけどなぁ〜』


『もう、辞めてや』


和也『俺は、別にええけど』


『へ?和也?』


大子『お?なになに?愛の告白!?♡』


和也『お、俺は…Aと…その…』


『な、なに…?』


和也『やから…その…』


丈『なぁ大橋〜!!』


和也『へ!?』


和也が何かを言おうとしている所に丈が入ってきた。


丈『昼休み、空いとる?みんなで野球やろうと思ってんやけど』


和也『あ、じゃ、じゃあ行く』


丈『よっしゃ!Aと大子も見に来いよ』


『あ、うん。』


大子『私も行く』


‴了解〜‴なんて機嫌よく去っていった丈。

ところで和也は何を言おうとしてたんだろう。


『和也、さっきの話って…』


和也『あ、いや、ええねん。何話すか忘れてもうたw』


『なんやそれwアホやんw』


大子『はぁ…全く情けない…』


_______

昼休みになり、和也は丈たちと野球しに行って

私達はそれを教室の窓から見てる。

行くって言ったけど、和也が‴教室の窓から見てて‴って言うから、校庭には行かず教室。

大子『お、大橋打った!!』


『お、和也〜!!』


手を振ると、嬉しそうに振り返してくれる。


可愛いなぁ。


大子『ホンマにアイツAの事好きやなぁ』


『ふふっ。可愛ええ所あるよね。アイツ』


大子『Aってホンマに鈍感やねw』


『え?』


大子『ううん。気にせんといて』


『ねぇ、大子』


大子『ん?』


『私、引越ししたやん?』


大子『うん』


『そしたらな、不動産の手違いで、家がほかの人と被ってしもうたんよ』


大子『へえー、そんな事あるんやね。それ、どないしたん?』


『うん。その人と一緒に住むことになってしもうたんよ』


大子『ほぅ。』


『その相手がな、藤原丈一郎なんよ』


大子『ふーん。…って…えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?』


『ちょ、シ━━━ッd(ºεº;)』


大子『え、じゃあ今藤原と同居してるって事!?』


『うん。そうなるね…』


大子『マジか…何でもっと早く言ってくれへんかったん?』


『言おうと思ってたんやけど、中々タイミングが…』

life11→←life9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
248人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カフェラテ | 作成日時:2017年3月4日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。