life10 ページ10
丈『おっはよー』
相変わらず元気でやかましい丈が教室に入ってきた。
大子『相変わらずうるさいね。アイツw』
『ホンマにw』
大子『ところで、大橋とは最近どうなん?』
『は!?何言うとん!?』
大子『やって、あんな仲ええのに中々くっつかんねんもん。』
『いや、ないって』
大子『え〜、アンタら絶対お似合いやと思うねんけどなぁ〜』
『もう、辞めてや』
和也『俺は、別にええけど』
『へ?和也?』
大子『お?なになに?愛の告白!?♡』
和也『お、俺は…Aと…その…』
『な、なに…?』
和也『やから…その…』
丈『なぁ大橋〜!!』
和也『へ!?』
和也が何かを言おうとしている所に丈が入ってきた。
丈『昼休み、空いとる?みんなで野球やろうと思ってんやけど』
和也『あ、じゃ、じゃあ行く』
丈『よっしゃ!Aと大子も見に来いよ』
『あ、うん。』
大子『私も行く』
‴了解〜‴なんて機嫌よく去っていった丈。
ところで和也は何を言おうとしてたんだろう。
『和也、さっきの話って…』
和也『あ、いや、ええねん。何話すか忘れてもうたw』
『なんやそれwアホやんw』
大子『はぁ…全く情けない…』
_______
昼休みになり、和也は丈たちと野球しに行って
私達はそれを教室の窓から見てる。
行くって言ったけど、和也が‴教室の窓から見てて‴って言うから、校庭には行かず教室。
大子『お、大橋打った!!』
『お、和也〜!!』
手を振ると、嬉しそうに振り返してくれる。
可愛いなぁ。
大子『ホンマにアイツAの事好きやなぁ』
『ふふっ。可愛ええ所あるよね。アイツ』
大子『Aってホンマに鈍感やねw』
『え?』
大子『ううん。気にせんといて』
『ねぇ、大子』
大子『ん?』
『私、引越ししたやん?』
大子『うん』
『そしたらな、不動産の手違いで、家がほかの人と被ってしもうたんよ』
大子『へえー、そんな事あるんやね。それ、どないしたん?』
『うん。その人と一緒に住むことになってしもうたんよ』
大子『ほぅ。』
『その相手がな、藤原丈一郎なんよ』
大子『ふーん。…って…えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?』
『ちょ、シ━━━ッd(ºεº;)』
大子『え、じゃあ今藤原と同居してるって事!?』
『うん。そうなるね…』
大子『マジか…何でもっと早く言ってくれへんかったん?』
『言おうと思ってたんやけど、中々タイミングが…』
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作者名:カフェラテ | 作成日時:2017年3月4日 18時