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第十三話 朝の出来事 ページ16

今日は日直。
いつもより早く家を出る。
朝練の時間より早く・・・・。
正直ツライ。
眠い。
それに、誰も一緒に行く人がいない。

A「はぁ〜・・・。何で日直なんてあるの・・・?」

独り言も増えていく。

シュウ「それはね、先生が決めたことだからだよ。」
A「それはそうだけどさぁ〜、先生が決めたからってするのはちょっと・・・。・・・ん?」

私は横を見た。

シュウ「おはよう、A。」
A「うわああぁ!!?いつからいたの!?怖いよ!!!」

私は危うく飛び退きそうになった。
隣を見たらいたんだよ?シュウが。
さっきまで一人だったのに・・・!!

シュウ「ほら、日直の仕事があるんでしょ?急ご!」
A「ちょっとシュウ!走るのぉ?」
シュウ「サッカー部でしょ!」
A「マネージャーですぅ!!!」

私の意見は伝わらず、学校まで走らされた。

――――――――――――
A「はぁ・・・はぁ・・・やっと・・・ついたあ・・・・!!」

学校の門までかと思っていた私が甘かった。
教室まで走らされてしまった。
・・・最悪・・・。

シュウ「じゃあまた。」
A「バイバイ。」

シュウとやっと別れられた。
違うクラスでよかった・・・。
本当に私はシュウに振り回される。

A「じゃあ・・・日直の仕事始めますか!」
霧野「独り言か、妹ちゃん?」
A「え?」

声がした方を見ると、霧野先輩が立っていた。
シュウの次は霧野先輩。
・・・今のを聞かれたみたいだ。
ヤバイ。恥ずかしい。

A「き・・・霧野先輩・・!!!い、今のは忘れてください!!」

私は慌てて訂正する。

霧野「断る。珍しく取り乱しているからな(笑)」
A「うぅ・・・・。」

もう我慢できない・・・。
恥ずかし過ぎる・・・。

天馬「あー先輩!!Aにナンパですか!?」

元気で明るい声。
天馬だ。
いい所に来た!!!

霧野「いや。Aの珍しい場面が見れたからさ。楽しくなっちゃってな。」
天馬「え?どんな場面ですか!?」

え、ちょッ!!
何興味持ってんの天馬ぁぁぁぁあ!!!

A「霧野先輩は教室に戻ってください!!ここは一年の階なので!!さようなら!!」

私は強引に霧の先輩を教室の外へ押し出した。

天馬「・・・聞きたかったなぁ。」
A「いいのッ!!」

私が叫ぶと、天馬は苦笑いした。

天馬「・・あ、日直なんだ。俺、手伝うよ。」

珍しく頼りになる天馬。

2人なら仕事もはかどる。
頑張ろう。

第十四話 朝学活→←第十二話 家の距離



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竜舞(プロフ) - 化織さん» カンが良いね・・・。流石うちのライバル!!(意味不明)隣だったらいいよねー(棒読み) (2013年12月18日 15時) (レス) id: 47263a1d83 (このIDを非表示/違反報告)
化織 - もしかして、白竜と家が隣なのは竜舞さんの願望? (2013年12月17日 23時) (レス) id: 5c3ea41a4f (このIDを非表示/違反報告)
竜舞(プロフ) - なにそれ!!!www神童は生きてるよ!!!・・・一応。 (2013年12月16日 20時) (レス) id: 47263a1d83 (このIDを非表示/違反報告)
化織 - あははwww除草剤必要なほど笑うwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww (2013年12月16日 20時) (レス) id: 5c3ea41a4f (このIDを非表示/違反報告)
花織 - 5話の最後。がんばるとこそれ?! (2013年12月15日 23時) (レス) id: 5c3ea41a4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:竜舞 | 作成日時:2013年12月14日 14時

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