[ゲゲゲの鬼太郎] 或る夜叉使い 2

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『……双剣夜…』


攻撃しようとした時、


まな「いやあああ！！」


『！まな！？』


まなが指差した方を見ると……


『がしゃどくろ…！』


Aは急いで夜叉と短妖刀を閉まうとまなの手を取り


『まな！こっち！』


一緒に走り出した。







＿＿＿＿








目玉おやじ「＿＿と云う訳なんじゃ 誰か鏡じじいをよく知る者は居らんか？」


ねずみ男「そりゃ何とも金にならなそうな話だねぇ」


ねずみ男がつまらなさそうに呟いた。


子泣き爺「わしゃあアイツとは長い付き合いじゃ」


砂かけ婆「わしもアイツとは顔見知りじゃよ」


鬼太郎「本当か！？子泣き爺！砂かけ婆！」


子泣き爺「ああ あれでアイツは中々…気の良い奴じゃ そんな事するとは思えん」


鬼太郎「とにかく、鏡じじいの所へ案内して欲しいんだ」


子泣き爺「よし！ほんならわしが…おっとと」


ねずみ男「酔っ払いは大人しくしてなって…俺が代わりに飲み直してやるからさ」

子泣き爺「お前にはやらんと言っとる！」


砂かけ婆「わしが行こう あの子には鬼太郎とAを助けてもらった恩があるしな」


鬼太郎達は頷くと砂かけ婆に案内してもらい、鏡じじいの場所へと向かった。






＿＿＿＿







まな「はあっ！はあっ！」


どんなに走っても鏡じじいとがしゃどくろは追ってくる


鏡じじい「わしから離れるな〜！」


『何言ってるの！？逃げるに決まってるじゃない！』


鏡じじい「ち、違うんじゃ〜！！」


まな「(そうだ…Aに伝えないと…本当は鏡じじいさんは…＿＿)」







＿＿＿＿








鬼太郎達は鏡じじいの場所へと向かっていた。



鬼太郎「！あっ…！」


猫娘「どうしたの？」


鬼太郎「鴉達が…いきなり巨大な妖気が現れたと噂していたんだ それがこの村だった」


目玉おやじ「妖気の主は…鏡じじいじゃったのだろうか…」






＿＿＿＿







まな「…はあっ！はあ…！」


『まな…後もう少し…少しでもいいから頑張って…！』


すると背後が爆発した。


まな「きゃあ！」


まなが躓き吹き飛ばされそうだったが…ギリギリAが抱きとめていた。

しかし、顔面を地面に強打した為、鼻血が出ていた。


鏡じじい「Aちゃんわしも抱きとめてくれ〜！」


『どさくさに紛れないの！！絶対嫌よ！アンタだってあっち側でしょ！』


鏡じじい「だから違うんじゃって〜！！」




この二人のやり取りはまだ続いていた。

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