[ゲゲゲの鬼太郎] 或る夜叉使い 2

・＋予告 ページ15

そう言うと鬼太郎とAは電車から降りていく


「頼む！！おい！！お前それでも人間かあああ！！！」


鬼太郎は振り返ると…


鬼太郎「僕は人間じゃありません」


Aは "人間"という言葉を聞いて立ち止まる


「お、お前は…俺を…」


クルッと振り返る


『いい事教えてあげる…

夜叉使い一族はまだ残っててね…その最後の一人が……

私なんだ』


Aは夜叉を出現させる


「ばっ…化け物！！」


『そう…私が話したこの物語の真公は…＿＿＿

人間が化け物にされちゃうおはなし。』


ニヤッと笑う


鬼太郎が笛を吹き、電車が発車する


鬼太郎達は男の様子を眺めていた。



「嫌だあああああああ！！」



その声は段々と聞こえなくなっていった…







＿＿＿＿＿








カフェ



「じゃあ一週間前にあたしが見たのって…」


鬼太郎「ええ、多くの怨みに囚われて…彼は命を落としたのです 昨夜…ようやくあの世に旅立ちました」


『貴方は怖くてあの駅に立ち入れないとお話でしたが…その手はあの男を突き落とす為だけに出た手です』


鬼太郎「ですから貴方がその手に突き落とされる心配はありません 写真も消して問題ありませんよ」


「そう…なんだ…」


女子高生はそう言うと写真を消す


『…ええ、貴方にそうされる様な心当たりが無ければ…』


「！！」


鬼太郎「これは…人間が人間を虐め殺し…その怨みが更に人間を殺した…」


女子高生は自分達がやっている行いを思い返し、表情が強ばっている


鬼太郎、A「『妖怪なんかより…よっぽど恐ろしい…』」









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









次回予告



鬼太郎「父さん！Aとまなが攫われました！！

強い妖気を感じます…！コイツは…」




次回、ゲゲゲの鬼太郎


驚異！鏡じじいの計略




鬼太郎、A「『見えない世界の扉が開く…』」








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ゲゲゲの鬼太郎、第七話書き終わりました！


今回の回は歴代と比べてホラー要素が強かったですよね…(墓場を除く)


ただ一つ言える事は イジメ ゼッタイダメ！！


ですね。

自分もいじめられた経験がある為今回の回は物凄く共感しました。



次回は第八話を書きます！

ご閲覧して下さると嬉しいです。

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