[ゲゲゲの鬼太郎] 或る夜叉使い 2

消滅！学校の七不思議 ページ39

ゲゲゲハウス



猫娘は一人、鬼太郎の家でスマホを弄っていた。

スマホゲームに飽きたのかスマホを放り投げる


猫娘「留守番…飽きた」


今日は鬼太郎とA、目玉おやじは一緒に温泉へと行っていた。


すると猫娘は部屋の物に目を向ける


猫娘「ちょっと汚いわね…これだから男所帯は…Aも注意しないんだから…」


途端、猫娘は帰って来た鬼太郎とAの妄想をする


猫娘「特別に私が掃除しておいてあげるか」


頬を染め箒を持っていた。


子泣き爺「お〜い 鬼太郎は居るか？」


突然子泣き爺が入って来る


猫娘「！？子泣き爺！」


猫娘は素早く箒を自分の背後に隠した。


猫娘「またこんな明るいうちから酔っ払って！」


子泣き爺「まだまだ飲み足りなくてなあ…」


『私も居るよ！猫娘！』


ひょこっとAが現れた。


猫娘「にゃあ！！A！？何で！アンタ鬼太郎と目玉のおやじさんと一緒に温泉に行ったんじゃ…」


『それもそうなんだけど…やっぱり猫娘には留守番苦痛だと思って…私も残ったの！』


猫娘「べ、別に苦痛なんかじゃ…///」


『そういえば子泣き爺、鬼太郎探してたよね？』


子泣き爺は相変わらず酒壺を探している


猫娘「鬼太郎なら目玉のおやじさんと二泊三日の温泉に出掛けてるわよ」


子泣き爺「確か酒はここに…おお！あったあった」


猫娘「ねえ人の話聞いてる？」


子泣き爺「ちゃんと聞いとるわい 鬼太郎の留守中に部屋の掃除までしてやるとは猫娘も中々甲斐甲斐しいのお！」


猫娘「な…っ！何で私が鬼太郎の家の掃除なんか！！」


『せっかくだし猫娘一緒に掃除しよう？』


猫娘「……っ、まあ？Aがどうしてもって言うなら？一緒にやってあげても良いわよ？」


『ありがとう猫娘！』


子泣き爺「Aも猫娘一人じゃ寂しがると思って温泉旅行を断念するとはお主も中々甲斐甲斐しいのお！」


『今日の子泣き爺鋭いわ！』


ｳﾞｰｯ


猫娘のスマホが鳴る


猫娘、A「『まな？』」


そこには 相談したい事がある と書かれていた。







＿＿＿＿








ハンバーガー店



まな「実は最近、学校で可笑しな事が立て続けにあって…」


猫娘、A「『可笑しな事？』」


それまでハンバーガーを食べていたAが顔を上げた。

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