[ゲゲゲの鬼太郎] 或る夜叉使い

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その攻撃は一反木綿に当たってしまった。


一反木綿「あちゃーーっ！！…焦げしもうた…」


その頃、鬼太郎とAは一反木綿から離れて落ちてしまった。


鬼太郎「うぐ…っ！」


『…〜っ！！双剣夜叉！！』


そう呼び掛け夜叉を発動する。


双剣夜叉は主であるAを抱き抱えた。


『…ッはぁ…良かっ…』


鬼太郎の方を見るとまだ地に向かって落ちていた。


『鬼太郎！！…あっ…あっ…』


地面に叩き潰される…そう思った時だった。


『…えっ！？何…きゃああ！』


鬼太郎「！？うわあああ！！」


ﾄﾞｽｳｩﾝ…！！


雷様の岩へと思い切り叩き戻された。


鬼太郎「…っ…ぅ」

『…いっ…！』


Aはギリギリで受け身を取った。

しかし、叩き戻された影響でAの夜叉が消えてしまった。


目玉おやじ「どうやらこの石には引力があるらしい」


雷様「おかげで命拾いしたな」


声が聞こえると土煙の中から雷様が現れる。


『あなたが…ッ！！』

鬼太郎「雑誌記者を殺した犯人だな…！」


鬼太郎はAに肩を貸してもらい、何とか立ち上がる


ﾄﾞｫﾝ！ﾄﾞｫﾝ！


太鼓を叩き電気を発生させ、鬼太郎達に追撃する


雷様「いかにも！！」


鬼太郎とAは別方向へ走りながら避ける


鬼太郎「髪の毛針！！」


雷様を攻撃するも電気で防がれる


『双剣夜叉！！敵の太鼓を斬り壊して！』


雷様を背後を取った。


そう思ったが…


雷様「無駄だ」


双剣夜叉は鷲掴みにされ、吹き飛ばされ岩へと直撃する。


『…っ』

双剣夜叉が消えた今、Aは無力だ。


そして、雷様の電気がAを狙う


強力な大量の電気で防ぎきれるかはわからない…


ゆっくりと目を瞑る…＿＿＿＿



鬼太郎「っ…ちゃんちゃんこ！！」


迫り来る電気をちゃんちゃんこで防ぎ、Aを抱き寄せ宙へと飛ぶ


雷様「素早こい奴め

ならば！！」


雷様は太鼓の撥を地面に突き刺し四方八方、全方位から鬼太郎達へ向けて電気を放つ


鬼太郎「ッ…！うわあっ！！」


地面へと叩き落とされ、クレーターの様なものができる






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