[ゲゲゲの鬼太郎] 或る夜叉使い

電気妖怪の災厄 ページ38

ゲゲゲハウス


目玉おやじ「おい 鬼太郎、A気にならんか？」


鬼太郎、A「『何がです？』」


現在、鬼太郎は子泣き爺と将棋をAは髪を編み込みし直している


目玉おやじ「ねずみ男じゃよ」


子泣き爺「そういや最近姿を見かけんなぁ」


鬼太郎「…また悪さをしてないといいけど…」


『でも…こういう時って大体が…』


子泣き爺「王手」


『わあ…！子泣きのおじじ将棋上手ね！』


子泣き爺「わしに勝つ等100年早いわい」


『(意外と短い…)』


すると突然鬼太郎は立ち上がる


鬼太郎「ねずみ男の事で集中が出来ない 今日はこれでやめておこう」


バサッと入口の藁をわける


目玉おやじ「おい！鬼太郎」

子泣き爺「ずるいぞ！」


Aが鬼太郎の顔を覗き込むと

困っている様な、心配してる様な顔で考え込んでいた。


『……(ねずみ男の事で考え込んでいるのか、将棋の事で考え込んでいるのか、どっちなの…？)』


Aはそう素直に思った。




＿＿＿＿





一方その頃、ねずみ男



ねずみ男「へへへへ…景気いいじゃねぇもんよ し・ちょ・う」


「オメーのおかげだ」


ねずみ男「その通り！…と言いてぇ所なんだが…全てはあの発電所のおかげさ＿＿＿

二ヒヒヒ！完璧な金儲けのシステムだぜ！」


ねずみ男の目は金のマークになっていた。


ピロリロリン


携帯が鳴る


ねずみ男「チェッまたか」





＿＿＿＿





ねずみ男「先生！お呼びで？」


とあるバーの様な場所に着いた


雷様「遅い！！呼んだら3分以内に来い！」


ねずみ男「もっ…申し訳ございません！！先生！…所で御用ってのは？」


雷様「み、見ろ」


そう言うと雷様はテレビをつけた


そこには雷様をイメージキャラクターにしたり、感謝したりと何かと大々的に取り上げられていた。


雷様「見たか！！人間共がどれだけわしを尊敬しているか！ガーハッハッ」


ねずみ男「めんどくせぇ…」ﾎﾞｿｯ


雷様「ん？グウゥゥ…！！」


ねずみ男「っ！？へへへ…

(まあ…こっちは給料なしで四六時中働いて貰ってるんだから文句言ったら罰が当たらァへへへ…)」


雷様「おい！ねずみ男！」


ねずみ男「はいっ！！先生！」


雷様「この女と会わせろ」


雷様はニュースキャスターにデレていた。






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