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仕事が終わったのは16時
間に合わなかった。
念のため言われた場所に行った。
でも小田の姿はなくて、家に走った。
なにもありませんように…
そう願って１度深呼吸をして
ドアを開ける。
『ただい、ま』
薄暗い部屋に花奈ちゃんの泣き声。
たまに声の交じるすすり泣く声。
『（人１）？』
俺と目が合うと、驚いたように目を開けてフリーズ。
｢ゆ、た…なんで…?｣
『え？』
｢もう、帰ってこないかと思ってた。｣
『なんでだよ。帰ってくるに決まってんだろ？』
｢だって小田さんと…｣
『え？』
｢な、なんでもないっ
ご飯つくるね！｣
小田さん…
やっぱりあいつになにかされんたんだろうか。
『（人１）？小田になんかされた？』
｢っえ？｣
『ほら、電話とか…』
｢えっと…｣
『全部言って？知ってんだろ？小田と俺の事。
テレビとかで見ただろ？』
｢さっき小田さんから電話が来て、
私と勇太は想いあってるって。
邪魔しないでって
言ってきたの…｣
花奈に母乳を飲ませながら悲しそうに話す。
アイツ…何言ってんだよ…
『ごめんな、俺のせいで…
俺の話聞いてくれる？』
ちいさく頷いたのを確認して、（人１）の隣に座って話す。
『アイツは俺のただの先輩なんだ』
｢うん｣
『夜俺が帰ってこなかった日あったじゃん？』
｢うん…｣
『あの日無理やり店連れてかれて、
しかたなく飯食った。』
｢そー、なんだ…｣
『想いあってるとかねぇし、
ほんと、ただの先輩。
俺には（人１）と花奈しかいねぇから。
信じて欲しい』
｢うんっ｣
いつの間にか涙を流していた（人１）の涙を拭って
腕の中に閉じ込めた。
『これは俺がなんとかするから。
（人１）と花奈にはなにもさせない。』
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ひめ - 海ちゃんバージョンが見たいです。 (2019年7月30日 7時) (
レス) id: deabe769f8 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - キンプリ大好きです岩橋君寄りのオール担当ですこの小説最高です (2018年4月19日 16時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
いわち☆ - 面白かったです！いわちverもみてみたいです！できたらでいいのでお願いします！ (2015年9月2日 21時) (レス) id: d9bebf5049 (このIDを非表示/違反報告)
いわち - これで終わっちゃうなんてもったいない・・・ (2015年8月31日 20時) (レス) id: 88f18cca40 (このIDを非表示/違反報告)
しょりじぐ - 了解です！ぜひ使ってくださいねっ！更新、待ってます！ (2015年8月30日 11時) (レス) id: 6dd71693e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なにわぷりんせす | 作成日時：2015年8月9日 23時
