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永瀬side
平野「ピロリンゆーてるで？」
永瀬「え？」
ほんまや
あかん、頭の中で考えてると周りの声ほんま聞こえんくなるわ
〆A《アルカリ性と酸性と中性なにが好き？》
え？
平野「俺、アルカリ！」
永瀬「いや、漢字やないの選んだだけやろw
って勝手に画面見るなやw」
平野「ニヤニヤしてたからなんかあったんかなーって思ったらそれってw」
永瀬「うっせーw」
自覚もなしにニヤニヤしてたなんて
はずっ！
……ん？
永瀬「紫耀…あれって」
平野「んー？あれって確か同じクラスの…チャラ男くん」
そんなんわかってんねん
永瀬「隣におるんてさ
平野「A先輩」
やんな」
平野「でも先輩嫌がってへん？」
確かによーく見たら困った顔しとる
永瀬「俺行ってくるわ」
万が一告白だったりしたら
なんて考えただけでも嫌になる
一段飛ばしで階段を駆けてくのにおもったほど近づいてない気がして
余計に息を上がらせる
角を曲がるとやっと姿が見えて
でも目の前の光景は安堵できるような場面やなくて
『ちょっ………やめ』
「付き合ってくれないんだったら思い出にキスくらいしてくださいよ」
なんて乱暴に手を握るクラスメイトがおって
永瀬「やめっ「お前やめろや！」」
その行動を止めたのは
俺の声ではなく
永瀬「紫耀…?」
『平野くんっ…』
「は？あー…平野くんじゃん、なに？」
平野「何やないやろ？何してんねん、先輩嫌がっとるやろ」
久しぶりに見た本気の表情に
少し危機感を覚えて
「…チッ」
なんて去ってくクラスメイトなんかどうでもよくて
なんで俺はもっと早くにたどり着かなかったんだろう
なんで守れへんかったんやろう
なんてただ先輩と紫耀が喋っているのを物陰で見ているだけで
先輩の気持ちが全て紫耀に向きそうで
凄く怖くなった
_______
すいません、これからも少しずつですが頑張ります！
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ゆっぴー - 平野君､廉くんと親友じゃなかったの？もしかして頃合い見ていい感じになったら廉くんを突き放す感じ｡うわー､平野最低やな｡ (2021年5月2日 3時) (
レス) id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
苔丸 - 更新待ってます！！！ (2019年10月23日 21時) (レス) id: 895c331d9a (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 更新楽しみにしてます。 (2017年1月2日 2時) (レス) id: f3c81a2117 (このIDを非表示/違反報告)
永野勇花 - 更新、楽しみにしています。ゆっくりでいいので出来る時に書いて下さいm(_ _)m ファイトです。 (2016年5月7日 19時) (レス) id: 447d2c7e85 (このIDを非表示/違反報告)
春山嶺花 - 忙しいと思いますが、頑張って下さい。応援してます。 (2016年3月24日 13時) (レス) id: d263370f07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(sAo)rI@jgiwgirl
| 作成日時：2015年8月31日 1時
