第19話【聞きこみ事故】 ページ21
貴方side
貴)はぁ...
現在周りを通りかかる人に聞き込みをしていたのだが、全く集まらない。
もう少しで日もくれる。急ごう。
貴)...少し場所を変えてみよう
、
、
、
、
......................................................
ー路地裏ー
貴)(.....あ、あの人に聞いてみよう)
路地裏に行き着いた事自体がバカだった。
貴)すみません！少し前にあった事件についてお聞きしたいことが...
、
、
、
、
、
ｶﾞｷｨﾝ!!
貴)っ！？
喰)お前、白鳩だろ？
喰)手ぶらで来るだなんて運がねぇなぁ！！ｶﾞｨﾝ!!
貴)..っ！！(まずい、クインケ持ってない...っ)
周りに何もなく、避ける事のみ。
貴)...っ(どうする、どうする...)
一旦逃げるしかない。
喰)ははっ逃げるつもりか？逃がさねぇよ！！
貴)っぐぁあっ！！
突如の攻撃を避けきれず、右腕を突き刺される。
っこうするしかない...！！
貴)っく...っ！！ｸﾞﾁｬ!!
喰)ぐぁあああぁ！！
、
、
、
、
、
、
貴)っはぁ...はぁ...っ
視界を奪い追っては来れないであろう距離まで逃げた。
貴)くっ...っ出血が...
早く帰らないと。きっと心配されているだろう。
私、こんなにドジ踏んでたっけ。
こんなに足でまといだったのかな。
全然役に立ててないな。
嫌な方向へと気持ちが動いてしまった。
貴)っはやく...っシャトーに戻らないと...っ
、
、
、
、
貴)帰りました...っ！
琲)あ、椿さん！おかえりなさ.....
っどうしたんですかその出血！！早く、早く病院に！
貴)だ、大丈夫ですよ...っ
琲)六月くん！少し皆をよろしく！
六)は、はい！
琲)行きますよ！
貴)えっ！あ、ちょ...っ
、
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、
、
帰った途端に声を荒らげて心配して、焦った様子で、
こんなに必死な顔は初めて知った。
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作者名：れいん | 作成日時：2018年6月19日 16時
