もう恋なんてしないと決めたのに。2

sixty-four ページ23

Aside








それからは、あっという間だった。









春、夏、秋と過ぎていって。







・









今は、丁度廉と出会った





クリスマス。









なぜか、私は今








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・









紫「イルミネーション綺麗やな〜」









紫耀と、歩いている。









・









なんで、こんなことになったんだろう。









時間を、遡ってみると。







・








1時間前…









ピーンポーン









家に、紫耀が来たんだった。





で、









紫「家入っていい？」







・








って聞かれたからダメって言ったら









紫「じゃあ、俺とデートね♪」









と言われ、今に至るんだった。









・









はぁ。








あの時、ドアを開けなければよかった。







・








逃げようと思っても、逃げれない。






紫耀が、がっちりと私の腕を掴んでいるから。









紫「なぁ〜、何が食べたい？」









『……』









・








こんな奴の質問に答えるのも、ムシャクシャする。









そんな気分で歩いていたら、









・









・









・









ドンッ。









前から来たカップルの男の人と、





ぶつかってしまった。









・









あの時のように。








？「ごめんなさい、大丈夫ですか？」









『はい、大丈夫です…ってあっ…っ』







・









何これ、偶然なの？







それとも、奇跡？








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目の前の男の人は、








・








・









・









あの時のように、廉だった。









・

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