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｢あの、これ！貴女の分の体操服です！｣
相澤から体操服を受け取った＿＿＿秋声と同じクラスの八百万は秋声に体操服を渡す。
秋声は｢ありがとう｣と言い、体操服を受け取った。
｢私の名前は八百万百と言います。よろしくお願いします！｣
『……徳田秋声。よろしく』
八百万と共に着替えるために更衣室へと向かう秋声。
更衣室に着けば一気に秋声は囲まれた。
｢あ、来た来た！窓子ちゃん！｣
『……窓子？』
｢入試の時に会ったよね！？｣
『あ。あの時の……』
｢ずーっと来るの待ってたんだよ！｣
『……待ってた……？』
｢そうそう！このクラスって女子少なくてさ、教室に来てない女子は窓子ちゃんだけでどんな子かな〜って思ってたんだ！そしたら窓から入ってくるからびっくりしたよ〜｣
｢ほんとほんと！｣
｢人混み苦手なんだね〜｣
秋声が更衣室に入った瞬間、話が盛り上がる女子たち。
秋声は話についていけず、頭に｢？｣を浮かべながら体操服に着替える。
窓子と呼ばれたことには面倒くさいから突っ込まないことを決めたようだ。
｢そう言えば窓子ちゃんの名前……えっと、徳田あきこえ……？｣
話が落ち着いたのか皆を代表して芦戸三奈が秋声に名前を聞く。
『徳田
｢へぇ〜！"しゅうせい"って読むんだ！じゃあ秋声って呼ぶ！
あ、私は芦戸三奈！よろしく！｣
『よろしく……』
芦戸を初めとして次々と自己紹介していく女子たち。
秋声は｢皆元気だな……｣とつくづく思うのだった。
・−・−・−
｢｢｢個性把握テストォ！？｣｣｣
グラウンドに出れば相澤が皆にそう告げた。
中学の頃からやっている個性禁止の体力テストではなく、個性有りの体力テストをするらしい。
｢爆豪、中学の時ソフトボール投げ何ｍだった｣
｢67ｍ｣
｢じゃあ個性を使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ。思いっ切りな｣
相澤からボールを受け取った爆豪。
爆豪を軽く体を動かし、投げる体勢に入った。
そして＿＿＿
｢死ねぇ！！！｣
そう言ってボールを思いっきり投げた。
｢｢｢(……死ね？)｣｣｣
誰もがそう思ったであろう。
｢まず自分の｢最大限｣を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段｣
そう言って相澤が見せた端末には｢705.2ｍ｣と表示されていた。
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零斗(プロフ) - 赤くんさん» そう言っていただけると嬉しいです！ありがとうございます^^ (2018年1月14日 0時) (
レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
赤くん(プロフ) - コメント失礼します！すごく面白いです！！ 時々出てくる探偵社の人達の優しさに心がぎゅーっとなります！更新頑張って下さい！！ (2018年1月14日 0時) (レス) id: 7557c13daf (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ライカさん» ありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 22時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからもずっと更新楽しみにしてます！頑張ってください (2018年1月13日 21時) (レス) id: ed21ea3381 (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ヨッシーさん» 覚えていますよ！前作でもコメントありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 16時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零斗 | 作成日時：2018年1月8日 0時
