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｢大丈夫？｣
｢わっ、え！？｣
出久を助けてくれた女の子は優しく出久を地面に下ろす。
そして手を合わせた。
｢私の個性。ごめんね、勝手に。でも転んじゃったら縁起悪いもんね｣
そう云ってニコッと笑う女の子。
｢緊張するよねぇ｣
｢へ……あ……えと……｣
一方出久は秋声以外の女の子になれておらず、テンパっていた。
｢お互い頑張ろうね！そっちの黒髪さんも！｣
『うん、頑張ろう』
｢じゃあ｣と言って女の子は軽く手を振り、行ってしまった。
『良かったね、女の子と話せて』
｢おっおっ、おぉおおおおお｣
※出久は話せてません
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
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無事に入試が終了してから1週間が経った。
そろそろ結果が届く頃だ。
そう思い、秋声がポストを開けると雄英から通知が届いていた。
『(……なんか硬い)』
手紙を持ってみれば何か入っているようで硬かった。
中には映像が映し出される端末みたいなものが入っていた。
秋声は家に入って内容を確認した。
結果から云うと合格。
映像に映ったオールマイトが説明をしてくれた。
筆記は申し分がないとのことだった。
実技の方はヴィランPが36と何やらレスキューPというものがあったらしく、それが34Pで合計70Pだったらしい。
説明をし終えるとプツンッと映像が切れた。
秋声はふぅと一息を吐く。
すると、プルルルルルル……と電話の音が鳴り響いた。
秋声に電話をかけてきたのは｢出久｣だった。
きっと入試の結果のことだろう。
『もしもし』
(しゅ、秋ちゃん！！ぼ、僕！！合格したよ！！)
『！おめでとう、出久』
秋声は安心したような顔をする。
すると、出久は落ち着かない声で話を続けた。
(秋ちゃんは！？)
『うん、私も合格したよ』
(！！わぁぁあ！！よ"がっだぁあ！！！！)
電話越しに大泣きする出久。
秋声は少し困ったように笑うのだった。
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零斗(プロフ) - 赤くんさん» そう言っていただけると嬉しいです！ありがとうございます^^ (2018年1月14日 0時) (
レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
赤くん(プロフ) - コメント失礼します！すごく面白いです！！ 時々出てくる探偵社の人達の優しさに心がぎゅーっとなります！更新頑張って下さい！！ (2018年1月14日 0時) (レス) id: 7557c13daf (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ライカさん» ありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 22時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからもずっと更新楽しみにしてます！頑張ってください (2018年1月13日 21時) (レス) id: ed21ea3381 (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ヨッシーさん» 覚えていますよ！前作でもコメントありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 16時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零斗 | 作成日時：2018年1月8日 0時
