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どうやらこれは用意周到に画策された奇襲のようだ。
相澤は的確に指示をして13号に｢任せたぞ｣と言い、1人でセントラル広場にいるヴィランの元へと突っ込んでいった。
秋声たちは13号先生と共に避難しようとする。
だが＿＿＿＿
｢させませんよ｣
秋声たちの目の前には先程沢山のヴィランを出現させる入口となっていた恐らくワープ系の個性の持ち主であるヴィランが現れた。
相澤の一瞬のまばたきの隙をついてここに来たようだ。
｢初めまして、我々はヴィラン連合。せんえつながら……この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして。本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるハズ……ですが何か変更あったのでしょうか？
……おや？｣
すると、ふいに黒いモヤと秋声の目が合う。
秋声と目が合った瞬間、黒いモヤは少し驚いたような声を出した。
｢貴女は……"ポートマフィア"が探していた徳田秋声……死柄木弔が言っていたことは本当だったようですね｣
『！？……ポートマフィア、だって……？』
秋声はこの世界で"マフィア"という言葉を耳にしたことがなかった。
心当たりがあるとしたら＿＿＿前世で元所属していた"ポートマフィア"だけ。
だから黒いモヤの言葉に耳を疑った。
『……それって、一体、』
｢我々ヴィラン連合の一部はポートマフィアの方々と面識があります。まぁ、相手は我々のことを良く思っていないようですが。こちらもあまり良くは思っていません。
ですので、我々は貴女を見つけ次第ポートマフィアに連れていくのではなく、我々ヴィラン連合に勧誘しようと思って探していたのです。
なので＿＿＿＿『待ってｯ！！』｣
黒いモヤの言葉を遮るようにそう叫ぶ秋声。
秋声は珍しく落ち着いていない。
心臓がバクバク音を立てている。
｢……ポートマフィアの首領、"森鴎外"が何故貴女を血眼になって探しているのかは分かりませんが、私たちは＿＿｢彼女に変なことを吹き込まないでください。彼女の居るべき場所はここ、雄英です｣……｣
黒いモヤの言葉を遮り、生徒を……秋声を庇うように前に立つ13号。
秋声の手は微かだが震えていた。
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零斗(プロフ) - 赤くんさん» そう言っていただけると嬉しいです！ありがとうございます^^ (2018年1月14日 0時) (
レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
赤くん(プロフ) - コメント失礼します！すごく面白いです！！ 時々出てくる探偵社の人達の優しさに心がぎゅーっとなります！更新頑張って下さい！！ (2018年1月14日 0時) (レス) id: 7557c13daf (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ライカさん» ありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 22時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
ライカ - これからもずっと更新楽しみにしてます！頑張ってください (2018年1月13日 21時) (レス) id: ed21ea3381 (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ヨッシーさん» 覚えていますよ！前作でもコメントありがとうございます！頑張ります^^ (2018年1月13日 16時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零斗 | 作成日時：2018年1月8日 0時
