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只今の時刻は午後7時頃。
Aは駄菓子屋に訪れていた。
「こんばんは、Aさん」
『!敦さん、こんばんは。それに与謝野さんに乱歩さんも』
Aが駄菓子を見ていれば敦と与謝野と乱歩がやって来た。
「あれ、Aが駄菓子屋なんて珍しいね。何のお菓子買いに来たの?」
『あ、私のじゃないんです。クソれも……ゴホンッ。檸檬好きの友人に仕事の帰りに檸檬味の駄菓子を買ってくるようにと頼まれたので仕方なく』
「そうだったんだ」
『乱歩さんはともかく、与謝野さんや敦さんが駄菓子屋に来るのは珍しいですね』
「僕は乱歩さんの付き添いで」
「私は買い物帰りに偶然2人に会ってね。久しぶりに甘味が食べたくなったから着いてきたのさ」
『そうだったんですね』
Aはそう云い、再び駄菓子に目を向ける。
Aは滅多と駄菓子屋に来ないからどれがどのような物なのか全くと云っていい程判らなかった。
『うーん……』
「A。悩んでるならさ、これとか良いと思うよ」
『?』
悩んでいるAに乱歩が檸檬味のグミを差し出す。
『グミ……』
「そう、グミ!持ち歩きも便利だし、美味しいしオススメ!」
『そうなんですね……では、これを友人に渡すことにします』
「それが良いよ!で、僕が個人的にAにオススメするのがこの
「そうだねェ、確かに見たことがない。ということで妾からはこの飴玉を……」
「あ、じゃあ僕はこのラムネをおすすめします!」
『わっ、』
次々とAにオススメの駄菓子を渡していく乱歩と与謝野と敦。
Aは友人のお菓子を買いに来たつもりだったが、いつの間にか自分のお菓子を買いに来ているような気分になっていた。
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零斗(プロフ) - 霊魔さん» コメントありがとうございます。頑張ります^^ (2017年12月15日 18時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
霊魔(プロフ) - めっちゃ、面白くて引き込まれました!更新頑張ってください!m(_ _)m (2017年12月15日 18時) (レス) id: 2218c279c9 (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - ヨッシーさん» どうでしょう……?もしかしたら似た名前の人かも知れませんよ……?(笑) (2017年12月12日 22時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - おっと?中也という私の推しの名前が出ましたねぇニヤニヤ (2017年12月12日 22時) (レス) id: 0af952e335 (このIDを非表示/違反報告)
零斗(プロフ) - 真唯さん» そう言って貰えると嬉しい限りです。ありがとうございます。頑張ります (2017年12月11日 21時) (レス) id: 675fc1e898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零斗 | 作成日時:2017年12月9日 21時