番外編 滴る愛を啜れっ! ページ50
アドムはフンっと鼻を鳴らしてそっぽを向き、頬杖をついた。依然として顔は赤いままだ。
「説得力ないわね。」
「そーですか。そーですか。」
アドムはぶっきらぼうにそう言うと、グラスに入った氷を口に含みガリガリと食べた。内心、これで頬の赤みが引くと考えていたのだが、簡単にはいかないようだった。
「マスター、そういう大事なことは本編の方がいいだろ?な?」
「それもそうね〜…でも、気になるわ!」
「頼むからその話だけは……」
カランカランと再びお店のベルが鳴った、!二人とも音のする方を反射的にみた。そこに立っていた人物にアドムは目を丸くする。
「Aお嬢様ぁ!?…どっどうしてここに?」
そこにはAが立っていた。
彼女は何事もないような顔をして彼の隣に腰を下ろした。
「お嬢様?何で…ここに?」
「何でって…。番外編の企画の為じゃない。」
そう言うとAはマスターからもらったワインを上品に一口飲んだ。そして、マスターに向かって一言。
「どんなとこかしら?と思ってたけど…なかなかいい雰囲気ね。」
「あら〜♪いいこと言ってくれるじゃないっ!」
こうして三人のキャラの番外編が幕をあけたのだった。
続く??
………というわけで、ここらから先は作者の後書き的な感じです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。コメントやお気に入り登録なども本当に嬉しいです。
今のところ主要キャラは全員出そろいました。それぞれの想い、感情が複雑に絡み合い、それはほどくことのできないネックレスのよう…。しかし、蜂蜜のように甘く感じる。そんな第二章が始まります。ぜひ、暇なときにでも読んでみてください。
ついに禁忌をおかしてしまったアドム。
自分の気持ちに素直になり切れないA。
Aのことを純粋に愛するアーサー。
何も知らずアドムに体を任せたステラ。
アドムの昔の相手マリー。
そしてオネェのマスター、キャサリン。
この人たちが、どのようなお話を繰り広げるのか…楽しみにしていてください。
本当にありがとうございました。
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もなか@中身はこしあん(プロフ) - 麗華さん» 学校はじまると何かと忙しいですからね(´-ω-`)麗華さんも暇なときでいいので見に来てくださいね~♪ (2015年9月7日 17時) (レス) id: 42910bbd46 (このIDを非表示/違反報告)
麗華 - もなか@中身はこしあんさん» いえいえです(*・ω・*)学校始まっちゃいましたもんね…やだなぁ(笑)第一章完結お疲れ様でした!番外編も第二章も楽しみにしてます♪ (2015年9月5日 23時) (レス) id: 525612bbb2 (このIDを非表示/違反報告)
もなか@中身はこしあん(プロフ) - 麗華さん» ありがとうございますっ!(っ´ω`c)更新ペースはこれから少し落ちると思いますが、よろしくお願いします。まだまだ序の口ですから、第二章ではもっとドロドロにしていきますよ~(`・ω・´) (2015年9月1日 7時) (レス) id: 42910bbd46 (このIDを非表示/違反報告)
麗華 - もなか@中身はこしあんさん» 「私が来てない間にかなりお話が進んでいる(;°Д°)」とビックリしました(笑)折角なので最初から読み返してみました♪途中で感動して泣いちゃいました…これからも更新楽しみにしてます^^波乱の第二章に突入だ!((黙r (2015年8月31日 16時) (レス) id: 525612bbb2 (このIDを非表示/違反報告)
もなか@中身はこしあん(プロフ) - しゅうさん» 素敵だなんてっ…そんなっ…(*゜д゜*)とっっても嬉しいです!!ありがとうございます! (2015年8月13日 2時) (レス) id: 42910bbd46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか | 作成日時:2015年5月30日 19時