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今日はRaindropの放送日。
朝から忙しすぎない程度のスケジュールをこなし、放送内容の打ち合わせを終えて、放送時間までの間楽屋で休憩してる。
コンコン
M「俺だ〜。入るぞ」
『どうぞ〜』
M「お疲れ。例の件、会社に確認取ってきた」
資料がいっぱい入っているであろう大きなリュックを背負ったマネオッパが、片手でスマホをピコピコ操作しながら楽屋に入ってきた。
『お、どうだった？』
例の件っていうのは、セブチのみんなと連絡先を交換したことを公表するかどうかの話。
自分一人で考えても答えが出なさすぎて、会社に判断を委ねることにした。
M「会社としては公表しない方が賢い立ち回りだと思ってる」
『うん、私もそう思う』
M「でもミウのことだから、ペンたちに嘘をつくってことはできないだろう」
『うん。だから悩んでる』
M「それを踏まえた上で、会社としての最終決定は
“どうせそのうちバレるだろうから公表してもいいが、連絡先を交換した理由は会社命令だということにすること”だそうだ」
『その会社命令が下った理由は？』
M「セブチがゲストのRaindropが放送された後に、“やっぱりサセンとかが心配だから連絡先の交換はもしものときのためにしといた方がいいんじゃないか？”って意見が事務所にも何十件か来たんだと」
『SNSとかでも見たけど事務所にも来てたんだ』
M「うちの事務所にも来たけど、向こうの事務所にも来たらしい」
『そっかー。でもその理由、なんか言い訳がましくない？ちょっとなぁ...』
M「また言うこと聞かないつもりか？笑」
『うーん...』
M「今回は言うこと聞いてもらわないとな。代表からあの言葉が出たし」
『あぁ...』
「『こうしないと、Aのこと守ってあげられないからね』」
いつも私のことは放任主義の事務所だけど、代表の口からこの言葉が出たときは話が別だ。
長年芸能界で過ごしてきた代表だからこそわかる感覚みたいなものがあるのだろう。
代表からこの言葉が出たときは従っておいて正解だったと心から思える結果になることが多い。
そして何より、私にとって韓国での父のような存在の代表からそこまで言われて逆らえるわけがないのである。
本当に私のことを考えてくれているのがわかるから。
『わかりました』
M「色んなコメントが来るだろうけど、感情的にならないようにいつも通り落ち着いて頑張れよ」
マネオッパの言葉に頷き、収録スタジオへと向かった。
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HU - 素敵なお話ありがとうございます...！！楽しく読ませてもらっています！無理のない程度に更新してくださいね。更新するのを楽しみに待っております！ (2020年4月28日 0時) (
レス) id: 33223aad0a (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - うすすさん» うすすさん、コメントありがとうございます〜！ ちょっと心が折れそうだったので、とても心にしみましたTT 続編もぼちぼち考えてますので楽しみにしててください。 (2020年3月9日 21時) (レス) id: 5e5331402d (このIDを非表示/違反報告)
うすす - 感想書かなきゃと思っていたらもう４０話超えてました。(遅い)いつも楽しく拝見させてもらってます。これからも頑張ってください！応援してます〜。続編も待ってます。(図々しい) (2020年3月7日 17時) (レス) id: a2b2c72b52 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - ゆんさん» ゆんさん 感想第1号ありがとうございます。シュアペンさんなんですね！少し考えてみます！思いつければいいのですが... (2020年1月27日 12時) (レス) id: 5e5331402d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - ジョシュアもほしいです！先生！！！() (2020年1月24日 19時) (レス) id: 1bbea4203f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まお | 作成日時：2020年1月15日 1時
