58.目撃者 ページ11
DK Side
朝起きるとマネヒョンやスンチョリヒョンが何人かで集まって何やら話し合いをしていた。
ジョンハニヒョンが熱を出したらしい。
でも今日は付き添える人がいなくて困ってたんだけど、なんとAヌナが来てくれるらしい。
僕もジョンハニヒョンが心配だから話し合いの場に残ろうとしたんだけど、スンチョリヒョンから「大丈夫だからお前は身支度しとけ」って言われて大人しく部屋に戻った。
粗方準備が終わったので部屋を出てリビングに向かう。
『〜〜〜〜』
「〜〜〜〜」
リビングまであと少しのところで、何の話しているのかはわからないけど男女の話し声が聞こえてきた。
誰なのかわからないから、とりあえずドアの前まで来て耳を澄ましてみる。
『それにしても、自炊してるなんて凄いよね』
MG「え？別に凄くなくないですか？」
Aヌナとミンギュの声だ。
ヌナもう来てくれてるんだ！
マンションのロビーで会ったときも、ラジオに出たときも、あまりヌナと話せなかったことを後悔していた僕。
これは話すチャンスかもしれない！
少ししか時間ないかもしれないけど挨拶しに行こう！
『え...ミンギュ...何？』
MG「それさ、どの男と比較してんの？」
ドアを開けながら声を掛けようとした寸前のところでミンギュの真剣な声が聞こえた。
ミンギュがヘラヘラしてないなんて何事！？
しかもどういう会話！？
2人には気づかれないように少しだけドアを開けて覗いてみた。
MG「俺が嫉妬深いって知ってるよね？もしかしてわざと...？」
そこにいたのはヌナに壁ドンするミンギュと、そんなミンギュを上目遣いで見つめるAヌナ。
今にもキスをしてしまうんじゃないかっていう甘い雰囲気が漂っていた...。
さすがビジュアル担当のミンギュと女優のAヌナだけある。
本当にドラマを観てるみたい。
でも2人ってそういう関係だったの？
僕たちが知らない間に？
まだ知り合って1ヶ月経つか経たないかくらいですけど？
色々と頭に浮かんでくるけれど、あまりにも絵になる光景に思わずゴクリと息を呑む。
『あ...だめ...』
MG「なーんちゃって！！」
そう言ってヌナからぱっと離れるミンギュ。
なんだ...冗談か...よかった...。
ほっとしていると、さっきの甘ったるい雰囲気とは打って変わって広がっている地獄絵図。
気色悪い声で笑うミンギュと能面みたいな顔のヌナ。
僕いつのまに地獄に来ちゃったの...？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 474人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
HU - 素敵なお話ありがとうございます...！！楽しく読ませてもらっています！無理のない程度に更新してくださいね。更新するのを楽しみに待っております！ (2020年4月28日 0時) (
レス) id: 33223aad0a (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - うすすさん» うすすさん、コメントありがとうございます〜！ ちょっと心が折れそうだったので、とても心にしみましたTT 続編もぼちぼち考えてますので楽しみにしててください。 (2020年3月9日 21時) (レス) id: 5e5331402d (このIDを非表示/違反報告)
うすす - 感想書かなきゃと思っていたらもう４０話超えてました。(遅い)いつも楽しく拝見させてもらってます。これからも頑張ってください！応援してます〜。続編も待ってます。(図々しい) (2020年3月7日 17時) (レス) id: a2b2c72b52 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - ゆんさん» ゆんさん 感想第1号ありがとうございます。シュアペンさんなんですね！少し考えてみます！思いつければいいのですが... (2020年1月27日 12時) (レス) id: 5e5331402d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - ジョシュアもほしいです！先生！！！() (2020年1月24日 19時) (レス) id: 1bbea4203f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まお | 作成日時：2020年1月15日 1時
