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第16話 ページ18
ーー主人公視点
「つまらない。」と俺は彼にそう言った。
本心を言ったのに、彼はとても驚いた顔をする。マギといえどまだ子供だから、仕方ないとも言えるけど。
落ちたのを見届け、草木を全てを焼き尽くす。昔、母様から貰った可愛らしい小瓶の中に入ったドロドロとする液体を、草木にかければ一瞬で燃えた。
周りに被害はないので、怖がる必要はないし、大した熱も持たない魔法の炎だ。
「………理由、か…。」
理由。マギを殺す理由を聞かれても正直答えられなかった。何百年も前のことだ。無理はないと思う。
でも、どうしてもあのマギの言葉は引っかかった。
「…………腹立つなあ。」
そう言って、塔から飛び降りた。
大丈夫、ではなかった。
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ふぇみり - 凄く面白いです!!更新頑張って下さい!! (2016年10月13日 19時) (
レス) id: c932bc428c (このIDを非表示/違反報告)
スイショウ(プロフ) - はじめまして。お気に入り登録させていただきました（＾ω＾）更新頑張ってください (2016年10月9日 12時) (レス) id: 682e32bdcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんと x他1人 | 作成日時：2016年9月10日 11時
