学園の王子様には逆らえません！！！〜キンプリ〜

廉！！！ ページ49

廉side



A「…なんでここに…廉は葵さんが好きなんじゃないの？」




廉「はあ？あんなぶりっ子女好きじゃないし。鬱陶しい。」



A「そんな事言って…」




廉「…さっきからどうした？もしかして…嫉妬…か？」




A「そ…そんなわけないじゃんか！」





A「だいたい私はさ…」




廉「！！っ、はあはあ…」





A「廉？」



やばい…来た……



廉「く…るしっ…あゔ…ゔゔっ…」




A「えっ…どうしたのっ…だ、誰か！」




廉「はあはあはあっ…息がっ…」




廉「っッ…痛いっ…助けてっ…」




あの、地獄の苦しみがまた…俺を襲った。


またや…また来てもた。苦しい…息ができん…胸がえぐられるような苦しみ…痛すぎる……意識も薄くなってきたし…死にそうなくらいしんどい…




迷惑を…かけてしまった…また1人………




葵「廉君っ！？」




葵「Aちゃん、廉君に何をしたの！？」




廉「っ、違う…俺が…ただ……病気が…はあはあ…」




葵「すぐに運ぶね！！！佐伯(執事)、早く連絡とって！」





廉「っ……」




A「廉っ！！」




葵「あとは私に任せて、Aちゃんは安心して！」



「ガラガラッバタン」




A「何を隠してるの…？廉………」

この子がやったの！→←嫉妬なん？

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