無神家の妹になった件について【ディアラバ】 (ページ17)

今日:15 hit、昨日:12 hit、合計:133,155 hit

ナイフが16本ページ17

コウ君がなに食べたいか聞いてきたため、答えた

『だから、さっきから言ってる。マシュマロ』

「いや、お前、おやつにはまだしも、メシにマシュマロかよ！？」

なに言ってんのコイツ←

『マシュマロは正義なの。
　マシュマロさえあれば、世界は平和！←
　paradise(パラダイス)！！←←』

「A...キャラ保って...;;」←

＿＿＿なんて茶番が入り込んだりしたけれど、

結局は、コウ君がリクエストしたボンゴレビアンコになった

でも、無神家は皆個性豊か。

普通に食べていたのはルキ君くらいで、

コウ君はお腹がはち切れるんじゃないかっていうくらい、おかわりしていたし、

ユーマ君はその世話でまともに食べていなかった。

アズサ君なんか、元々のパスタの色が分からないくらい、真っ赤になっているパスタを口に運んでいた。

見ているこっちが辛い。

今は食べ終わり皆それぞれ好きなことをしている。

「Aちゃん、ルキ君知らない？」

コウ君がソファーに座っている私の元へと走ってくる

さっきまで、

「食べ過ぎてもう動けない～」

とか言っていたのに、何処からそんな元気が出るのか。

『そういえば、さっきから居ないね
　何処行ったんだろ。ユーマ君知らない？』

私は隣に座っていたユーマ君にきく。

「いや、俺も知らねぇ」

誰も知らないのか...

それならアズサ君に聞くか

そう思い、辺りを見回す。が。

『ねぇ、アズサ君も居なくない？』

「あれ、ホントだ」

さっきまで椅子に座って、ナイフの手入れをしていたはずのアズサ君まで居なくなっていた

二人とも何処行っちゃったのかな

そのとき。

[ｶﾞﾁｬ

食卓の扉が開いた。