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好きってしょうがない。
その言葉を聞いた教室で二人、机に座った。
「先生って、ぜんぜんカッコよくないですよね」
「なんだと、これでも先生高校の時もてたんだぞ」
だって先生、
机は汚いし、靴も綺麗じゃないし、
朝早く起きれないし、勉強教えるの下手だし。
性格ひねくれてるようでまっすぐだし、去年くらいから太ってきたし。
「なにが言いたいんだよ、俺をディスりに来たのかよ、、、」
「まあ、そうです」
わらった私に先生はむっとしたような顔をした。
でも先生、優しいんですよ。
私が元気ない時いつも声かけてくれて、
話もきいてくれて、真面目に返事返してくれて。
お菓子くれたり、褒めてくれたり、来てほしい時に来てくれたり。
私の何気ない言葉に反応してくれて、笑顔で返してくれる。
すごく優しくて、素敵で、
先生の大きな手とか、笑顔とか、
靴のかかと踏んじゃってるところとか、
整理整頓下手なところも、うっかりしちゃってるところも、
なにより、私に笑いかけてくれる先生が、
「、、っわたし、大好きで、、」
涙があふれても、前が見えなくなっても、
声が震えても、私は言葉を続けた。
だって、先生が言ったんだもん。
自信持って、好きでいればいいって。
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ネネ(プロフ) - 待っていてくれてありがとうございます!次回の作品もご期待ください！ (2018年11月5日 21時) (
レス) id: 6945d4cfda (このIDを非表示/違反報告)
青雲 - 新作待ってました！ありがとうございます(*^^*) (2018年11月4日 10時) (レス) id: 38830a0efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネネ
| 作成日時：2018年11月3日 19時
