私の初恋は苦恋でした 【R.N】

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結衣ちゃん…どこにおんねん…っ




あてもなく走り始めた俺は結衣ちゃんが走って行った方面を隈なく探していた








廉「結衣ちゃん…お願いやから戻ってきて…っ」









さっきみたいに変なやつらに絡まれていたらどうしよう




もし連れてかれたら？


乱暴されたら？





結衣ちゃんがおらな俺…生きていかれへん




お願いだから無事であって…





頭の中を結衣ちゃんが埋め尽くして






もっと俺を焦らせる









廉「…っはぁ、はぁっ」








疲れてきて足を止める









周りを見渡すけどあの愛しい姿は







どこにも見当たらなかった。









廉「…っクッソっ…!!」









なんで、こうなったんやろ








本当は休憩なんてしないほうがいいけど
さすがに俺も疲れてきて、近くにあるベンチに座ろうとした





少し歩いて、…あった。


座ろうと近寄ったらそこには








探していた結衣ちゃんと




ながつがいた








何故か体はベンチと反対方向に動いて


ベンチからは見られないような木蔭に俺は隠れた


*



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評価お願いします…っ

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