私の初恋は苦恋でした 【R.N】

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あ「どっどうして廉くんが…？！」








廉「どうしてって…なんでやろなぁ？可愛い女の子が危険な目にあってたら助けに行くのが男っちゅーもんやろ？」









あ「かっかわい！？


…ありがとうございます…っ」





廉「おん、ちょっと座ろか？」








さっきまで私が座ってたベンチに2人で腰を下ろす
なんかすっごく…安心する







廉「結衣ちゃん、1人やったん？たしか…紫耀たちの班やなかったっけ？」








あ「あぁ…なんか置いてかれたっていうか…?」






廉「ははっ、そうなん。笑 じゃあ、みんな戻ってくるまで俺とおろな。」





そういってこっちに顔を向けてくる廉くん
あぁ、優しい。やっぱ好きだなぁ…






あ「いっ、いやでも！！廉くんの班の子は大丈夫なんですか…?」







廉「なんで敬語なん？タメでええよ。俺、結衣ちゃんともっと仲良うなりたいし」







あ「あ、はい…あ、うん」







廉「俺の班、ばり居心地悪かってん。でも、結衣ちゃんの隣は安心すんねんな」









あ「わ、私もそう思ってた！！」






廉「あ、ほんま？じゃあ両想いやんな。笑」




うっうぇぇ！？両想いっっっ！？









…っでも廉くんはノリで言ってるだけ。そうだよ、自惚れるな結衣





あ「あっ、あははそうだね…笑」








廉「あ、せや。俺一番乗りたいのあんねんけど一緒に乗ってくれへん？」




え…それって絶叫系…じゃないよね
でも、廉くんとなら乗りたい。何が何でも乗りたい
死んでも構わん、いや死ぬのは嫌…




廉「心配せんでええよ 絶叫系じゃないから。笑」





あ「あ、よかったぁ…あはは」


え、バレてた。廉くんはエスパーか！？
エスパーなのか！？




廉「調子どう？大丈夫そう？」






あ「あ、うん！もう大丈夫、かな」







廉「ほないこ！」

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