USJ ギャングスタア パラダヰス 其の七 ページ42
死「すげー殺気だなぁ、惚れ惚れするぜ。」
貴「……この怪物は何だ。
相澤の個性は"抹消"。にも関わらず、此奴の腕力はオールマイトと変わりないものだった。」
死「いいぜ、君のためなら教えてやるよ。
コイツはな、対 平和の象徴、改人 脳無。
君の言ったように、オールマイト並のパワーを持ってる。」
死柄木とAが話しているからか、脳無と呼ばれた怪物は動かない。
脳無への警戒を怠らないまま、Aは死柄木の言葉に耳を傾けていた。
死「それよりも君の名前を教えてくれよ。約束しただろ？会いに行くからその時は名前を教えてってさ。」
今なら邪魔は入らないぜ？と、楽しげに言う死柄木。顔に付けられた手のせいで見えないが、おそらくその顔は笑っているのだろう。
君「……僕は芥川。芥川Aだ。」
死「A…Aね。
やっぱりお前サイコーだぜ。さっきの戦闘といい、殺気といい、只者じゃない。
俺の仲間にならないか？」
貴「……残念だが、今ここで了承することは出来ない。」
死「…は？」
何を言われたのか分からない様子で、死柄木が固まった。その瞬間、その場に強風が吹き荒れた。
Aと脳無がぶつかったのだ。
近くにいた死柄木と相澤は為す術もなく、飛ばされる。
貴「羅生門！
Aの右腕に巻き付き、強靭な拳となった羅生門が脳無の拳とぶつかる。
両者の拳がぶつかる度に、大きな衝撃が生まれ、周囲にも影響を及ぼし始める。
貴「…チッ！」
衝撃波で身体の重心が崩れ、後ろへ倒れそうになるも、脳無の攻撃は止まない。
Aは羅生門で肉体を保護、強化しつつ、その攻撃に応える。
先程から攻撃は確かに当たっている筈なのに、脳無がダメェジを受けた様子はない。
オマケに傷がとんでもない速さで再生していっているのだ。
これは不味い。長期戦は此方が圧倒的に不利となる。
そう判断したAは一旦、脳無と距離をとった。
貴「羅生門、
Aの黒外套が地を這い、そこから巨大な獣の顎のようなものが現れる。
そしてそれは、こちらへ向かってくる脳無に勢いよく食いついた。
これだけならば双子の兄である龍之介も使う、
だが、Aが今使った技は食いついただけでは終わらない。
一度食らいつけば、そう簡単に離れない。
タダでは済まないのだ。
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十七夜(プロフ) - お答えします。主人公の芥川妹は文ストの世界から来たいわば転生者です。文ストでは少し難しい漢字や言い回しをするのと、転生者として他のキャラクターと違いを出そうと思ったからです。これからもよろしくお願いします。 (2019年5月11日 9時) (
レス) id: 71ca1b1b4e (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - はじめまして！この作品すごく私好みの作品です！一つ質問ですがヒーローをヒーロォと書いているのはなぜですか？ (2019年5月11日 2時) (レス) id: 1a55ee5e7b (このIDを非表示/違反報告)
十七夜(プロフ) - ありがとうございます！楽しんで頂けるように、これからも頑張って更新していきます！ (2019年5月6日 19時) (レス) id: 71ca1b1b4e (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 初めて見たんですが、とっても面白いです！文ストもヒロアカも好きな、自分にとってはもうご褒美としか、言いようがないです！ありがとうございます。更新がんばってください！応援しています！ (2019年5月6日 17時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
十七夜(プロフ) - 雫さん» 応援ありがとうございます！一人称がやつがれな無自覚系男装女子が書いてみたかったのです。これからもよろしくお願いします！ (2019年5月1日 18時) (レス) id: 71ca1b1b4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十七夜 | 作成日時：2018年11月10日 17時
