【文スト】いつか観た夕焼け【太宰治】

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「ん…」


目を覚ましたら其処は見慣れない天井だった。
く


「やぁ、お目覚めかな」

「太宰さんッ？！」



真逆、目を覚ましたら太宰さんが其処に居るとは誰が想像出来ただろうか。

唐突な太宰さんの登場に驚きを隠せない。



「Aちゃん、1つ質問して良いかな」

「どうぞ。どうせ拒否権なんてないんでしょう？」

「……鏡花ちゃんに就いてどう思っている？」


「花の咲く草ばかりでなく、名もない雑草も、とげ草も、矢張り野に生うる権利を授かっている


＿＿私は、鏡花ちゃんが探偵社に行こうとしてくれて嬉しく思います。
私はしたくても裏切れなかったから。

鏡花ちゃんは今迄幾人もの人々を殺害して来ましたが、権利がない訳じゃないと思ってます。

鏡花ちゃんはしたいようにやれば良い。

其の為なら、幾らでも力を貸しましょう」



此れが私の答。

まあ、こんなにもちっぽけな力は、有っても無くても変わらないのだが。



「Aちゃんらしいね」

「善い意味として受け取っておきます」



そう返した後、私は礼を云う為に寝台から降りた。

瀕死状態だった私達を助けてくれたのだろうから。


そう思っていたら悲鳴が耳に入った。


＿＿まあ、大抵予想がつくのだけれど。



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おはこんばんは。凜音です。

お気に入り登録22名様、評価10名様
ありがとうございます！

この作品を作成してからそろそろ１ヶ月ですね。こんなちんたら更新してて申し訳ないです。

お陰様で1,000hitも行きました！
そろそろ太宰さんと夢主でいちゃこらさせたいですね(願望)

番外編とか書きたいですね(願望)


これからもよろしくお願いします

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