第5話:Little Mermaid ページ6
海には美しい人魚がいた。
その中でも最も美しいのが人魚の末っ子のお姫様。
そのお姫様は海へ出て人たちを見るのが好きだった。
お姫様にはお姉さんが5人いた。
「ねえお姉さま。私、地上に上がってみたいわ。」
「だめよ。あなたがそんなことをしたら私たちはどうなるの?」
「だってそうすればお姉さま達も守ってあげられる。」
人魚姫はお姉さん達が大好きでした。
「どうしてそこまでしてくれるの?」
「だってこの海が汚くなるのはあの王子のせいですよ?」
そう。この海はとてもお世辞でもきれいと言えない海。
海の端にはゴミがたまって、海の水はきれいな青ではなく、汚く染まった緑色。
「魚たちだっていつか滅んでしまうわ。その前に私がどうかしたほうがいいに決まっている。」
「そうね。でも王子より、あの金色の髪をした自己中心的な少女よ。まずはあの子からだと思うわ。」
「お姉さまはやはり頭がいいわね。」
そういって貝殻でできたであろうナイフを取り出した。
「まだだめよ。あっちが来るのから待ちましょう?」
「ええ。そうね。流石だわ。」
6人の人魚たちは準備を始める。
まず、ごみを集め岸に揚げ海に浮かぶ船をひっくり返し網につかまっている魚たちを逃がしてあげる。
人魚たちは誰よりも海を愛していた。
だから汚すものには罰を与えた。
漁師たちを殺し魚を食べる人を殺し動物たちを殺した。
そのおかげか誰も近づかなくなっていった。
「これで、きれいになったわ。さあ次はあなたたちの番よ。」
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れーと(プロフ) - デルテチーノさん» 有難うございます! (2015年4月1日 9時) (レス) id: 51e87cd512 (このIDを非表示/違反報告)
れーと(プロフ) - 日向さん» 頑張るので学校頑張ってください!w (2015年4月1日 9時) (レス) id: 51e87cd512 (このIDを非表示/違反報告)
デルテチーノ - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月1日 4時) (レス) id: ce2cc8afa9 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 明日から学校や超だるい (2015年1月7日 22時) (レス) id: 6749d40c16 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 頑張れ~ (2015年1月2日 23時) (レス) id: 6749d40c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーと | 作者ホームページ:http://puchiamatheater
作成日時:2014年7月12日 6時