第24話:white snow ページ25
海から家に戻ったがある違和感を感じる。
「あら?こんなの落ちてた?」
落ちていたのは小さくおられた招待状だった。
『白雪殿へ
明日、午後1時から城でのパーティーがあります。
王子が白雪殿へ来てほしいとのことでしたので是非お越しください。
明日12時に迎えに参ります。』
短い文章で詳しい事は書いていなかったが内容で大体把握した。
「そうね・・・。たまにはこういうのもいいかもしれないわ。」
「・・・え?」
思ってもいなかった返答に困惑する小人たち
「・・・あなたたち何か勘違いしてない?私はあのお城にいる白いカラスがほしいから行くだけよ・・・。」
その言葉を聞きほっとするみんな。
今までに人間という動物にだけは興味を持たなかった白雪。
今更「私、実は人間大好きなんですー」なんて言われたら変な食べ物を口にしたとしか考えられない。
笑いごとでもない。
「さて、明日に備え早くご飯食べましょう?」
宙ぶらりんになった人魚だったものを斧で切り落とそうとする。
「ま、待って・・・!」
「何?」
「そ、それで切るつもりなの?」
「何か問題でもあるのかしら?」
「だってその斧あの子の・・・。」
「そうよ?使ってあげなきゃあの子も可哀想でしょう?まず斧というものは使うものにあるからいいのよ。」
白雪の言葉があまりにも図星だったので沈黙が起きた。
その沈黙を破ったのは肉を引き裂かれる音だった。
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れーと(プロフ) - デルテチーノさん» 有難うございます! (2015年4月1日 9時) (レス) id: 51e87cd512 (このIDを非表示/違反報告)
れーと(プロフ) - 日向さん» 頑張るので学校頑張ってください!w (2015年4月1日 9時) (レス) id: 51e87cd512 (このIDを非表示/違反報告)
デルテチーノ - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月1日 4時) (レス) id: ce2cc8afa9 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 明日から学校や超だるい (2015年1月7日 22時) (レス) id: 6749d40c16 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 頑張れ~ (2015年1月2日 23時) (レス) id: 6749d40c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーと | 作者ホームページ:http://puchiamatheater
作成日時:2014年7月12日 6時