第14話:white snow ページ15
「大変だ!大変だ!」
森へ急いで白雪姫の所に戻ろうと頑張る残された一人の小人。
だがある場所で止まってしまう。
「なんだこれは・・・。」
赤い液体が散らばっている。
「何か臭いぞ?」
鉄のにおい。
「これは。。。」
落ちていたのは金の斧。
そういえば人間を殺しに行った仲間がいたな。
これはあの子が大切に持っていた斧ではないか?
神様に貰ったとかなんとかでその日から手入れもしっかりして大事に持っていた斧なのになぜこんなところに・・・。
まさか・・・!?
そうだ。確か、森に変な音が響いた。
仲間が二人も殺されるなんてそんなこと・・・。
死体は食べられていて確認できない。
どっちにしろ白雪姫に伝えなければ・・・!
ようやく着いてそのことを白雪姫に伝えると、今までなかったような顔になった。
「そう・・・。そういえば私ね?このリンゴもらったのよ。その場所に案内してくれる?」
「そ、そのリンゴどうしたんだい?」
「あるおばあさんがね、このリンゴは美味しいから食べてみなさい?世界で一番おいしいリンゴなんだよ。どうだい?白雪姫。ってね。
だけど、『白雪姫』なんて貴方たちや私が嫌いなあの人たちじゃないと知ってるわけないじゃない?だから怪しいと思って残しておいたのよ。」
「白雪賢いんだね!」
「でもそのリンゴどうするんだい?」
「見てのお楽しみよ。」
ふふ、と白雪姫は笑うがもうその笑顔は狂気じみていた。
毒リンゴを片手に白雪姫と残りの小人たちは海の方へと消えて行った。
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れーと(プロフ) - デルテチーノさん» 有難うございます! (2015年4月1日 9時) (レス) id: 51e87cd512 (このIDを非表示/違反報告)
れーと(プロフ) - 日向さん» 頑張るので学校頑張ってください!w (2015年4月1日 9時) (レス) id: 51e87cd512 (このIDを非表示/違反報告)
デルテチーノ - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月1日 4時) (レス) id: ce2cc8afa9 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 明日から学校や超だるい (2015年1月7日 22時) (レス) id: 6749d40c16 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 頑張れ~ (2015年1月2日 23時) (レス) id: 6749d40c16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーと | 作者ホームページ:http://puchiamatheater
作成日時:2014年7月12日 6時