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グラスホッパーを一気に飲み干した俺は、あのあと見事にふわふわとした夢心地になって、
めめの止める声も聞かず、カシオレ二杯を追加した。
お酒に強いめめはほんのり耳と首が赤くなっている程度だった。
そんなめめに対し俺はもうふわっふわして、店を出たあと真っ直ぐに歩くことができない程だった。
めめに肩に手を回されて歩く。
時刻はもう十二時をまわっていた。
めめと話すのが楽しくて、いろいろと話し込んでしまった。
「こない酔ったの久しぶりや〜」
明日の撮影は午後からでよかったなあとぼーっとした頭で思う。
「めめえ、きょおは星が綺麗やな」
「こーじくん、ちゃんと前向いて歩いて」
「あ、蓮くん、こーじくん呼びになっとる。めめのこーじくん呼び結構すきや」
「そういうこーじくんだって蓮くん呼び…、」
「なあ、見てよれんくん、、きょおの夜空はなあ、れんくんの瞳に似とる」
「俺の瞳？」
「そおや、れんくんの瞳はなあ、夜空の星を閉じ込めたみたいにキラキラしとって、俺はいつもれんくんの瞳に吸い込まれそおなんや」
めめの瞳をのぞき込む。めめの瞳の輝きは、夜空の星にだって負けてない。
「綺麗やな」
めめの瞳を見つめて、そう言う。
顔が勝手に綻ぶ。
今自分の顔はへらあっとしてるんだろうなと思う。
細めた目の間で、めめの目が少し見開かれるのが見えた。
「こーじくん、酔いすぎ…、」
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あーー - 最後の想いを伝え合う所は大泣きしながら読んでました….素敵な作品をありがとうございました！！！！ (2022年9月11日 10時) (
レス) @page49 id: 9699c6dae8 (このIDを非表示/違反報告)
まぁー(プロフ) - 1話を読み始めてから、あまりの面白さに一気に最後まで読み進めてしまいました。後半の二人のやり取りは、あまりの切なさに泣きながら読んでました。素敵なお話をありがとうございました。 (2022年6月29日 21時) (レス) @page49 id: ca44044983 (このIDを非表示/違反報告)
らゆこ(プロフ) - みー☆さん» みーさん！コメントありがとうございます（ ; ; ）励みになります、物語の展開も更新もゆっくりですが今後もよろしくお願いいたします（ ; ; ） (2020年8月15日 0時) (レス) id: 330379d7ee (このIDを非表示/違反報告)
みー☆(プロフ) - 私と同じお名前の方がいらしたので☆をつけてみました(*^^*)！もちろん私も更新楽しみにしておりました！物語が動いてきてドキドキしてます(*´ｪ｀*)！ (2020年8月14日 18時) (レス) id: 67ba1ad69d (このIDを非表示/違反報告)
らゆこ(プロフ) - みーさん» みーさんいつもコメントありがとうございます！とても励みになってます（ ; ; ） (2020年8月13日 10時) (レス) id: 330379d7ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らゆこ | 作者ホームページ：
作成日時：2020年4月11日 20時
