海賊皇女は海をゆく (ページ10)

今日:17 hit、昨日:6 hit、合計:230,481 hit

10 ページ10

「ふむふむ､次の『海賊王』は一体誰か....

ロジャーは俺の娘が初の海賊女王になる

その後は絶対息子が2代目海賊王だと言っていたが

海賊皇女か､君か､ルフィくんか､

はたまた...革命軍の彼か

今の時代は大いに面白いな！」

そういうと1人でハッハッハと笑い始めてしまった

『海賊王』ね

オヤジがわざわざ手を伸ばすまでもなかったもの

俺がオヤジにやりたかったもの

目指してみるのも悪くない

.......けど『革命軍』って誰だ？

「おい､レイリー！あんまり喋んなよい」

「ハッハッハ！すまんすまん！
年寄りは口が軽くてなァ」

「そうか『白ひげ』は死んだか.......。

時代は移り変わる､それもまた運命

その意志を受け継ぐものがいる限り

アイツらは死にはしない

まぁ殺しても死なないようなヤツらだ

あの世で酒盛りでもしてるだろう

私もいい加減あっちに行きたいものだ！」

「アンタこそ死ななぇだろうよい」

ハッハッハと笑い合う2人

「.......なぁロジャーはどんなヤツだったんだ？」

「アイツは『自由』だったよ」

「.......そうか！」

「.......しかし。

頂上戦争で死ぬはずの奴らが

全員生きてたとなると

海軍は大目玉だな！！！

ハッハッハ！！

『海賊王の子供たち』

『革命軍の息子』

『白ひげ』

『さらには囚人達』

まぁ1番の大損害は

世界政府が隠しておきたい化け物

『海賊皇女』だろうな！

あんなにバカ高い懸賞金掛けられても

捕まりはしないだろうに！」

━━━━━━━━━━━━━━━

「じゃあ『例の件』頼んだよい」

「あァ､任せてくれ」

━━━━━━━━━━━━━━━

「今度は皆でおいで」

「おう！」

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

「さっき何話してたんだ？」

「ガキにはまだ早い大人の話だよい」

なんだよそれ！と不貞腐れるエース

「そんなことより、ほらさっさとAんとこ
戻るよい」

「そうだな！！姉ちゃん寂しがってる！」

「フハｯ！それはおめェだろうよい」

「寂しくなんてねェ！」

「ふーん、そうかよい」

ちびモビーは

エースとマルコを乗せ

『大好きな姉』のもとへ

海を渡る