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「.......!!!.......!!!」
『誰か.......呼んだ?』
誰かに呼ばれたような気がして思わず目を開けた
先程までただの岩肌が覆う洞窟だったはずのそこには､
＿＿＿透き通るほど青い"湖"が現れていた
「なに､これ。」
入口だったはずの穴は存在せず
湖の中心には"祠"が立っている
何が起こってるのかは理解できそうにもないが
こういう時は落ち着くことが重要だ
落ち着け落ち着け落ち着け.......
しゃがみこんでゆっくりと深呼吸を繰り返す
異様なまでの冷気が身体中を覆っている
＿＿＿.A.......A」
小さくて聞き取れることはなかったが確かに
Aと呼ばれた
ぱっと顔を上げると
＿＿＿船長がいました
「せ､んちょ､う? .......ロジャー船長!?」
「でかくなったなぁ!!!早く来い皆待ってるぞ!!!」
船長だけだと思っていたが早く来いと呼ばれ船長の向かう方向に目を向けると.......
「.......お兄ちゃん?副船長?バギー?
ｯｯｯエース!!!サボ!!!ルフィ!!!
コビーくん!!!おじいちゃん!!!」
「グラララ!!!早く来いバカ娘!!!」
「オヤジ様ｯｯｯ!!!」
「Aおせーぞｰ!」
「サッチ!!!」
"会いたかった皆"が居た
Aは気づいていなかった
＿＿＿"みんな" が昔の姿であることに
＿＿＿＿＿＿ロジャーはもちろん､エース達は6歳ぐらいの姿であり､シャンクスでさえもまだ15.6の姿
それに対してコビー達は18と全てバラバラだった
━━━━━━━━━━━━
行かなきゃ!!!
みんなが待ってる!!!
冒険が＿＿ラフテルが＿＿＿すぐそこに!!!
でも
何かがおかしい､都合が良すぎる
どうして＿＿"みんながいるの"＿
出そうとしていた足が止まった
みんなの呼ぶ声が聞こえる
きっとこれは"偽物"だ
それでも､幸せだった
この幻覚に手を伸ばしたいと思うほどには
幸せだった
もう諦めてもいいかな..
1人でする冒険はなんだか向いてないみたい
優しく手招きするお兄ちゃんとバギー
騒ぎ立てるエース達
豪快に笑う船長とオヤジ様
大きな手を振るサッチ
後ろには大きな
オーロジャクソン号にモビー
やっと､また会えたね
船長!!!皆!!!
また一緒に冒険出来るんだね!!!
止めた歩みをまた1歩湖へ向けて踏み出した
皆が呼んでる
＿＿速く行かなきゃ。
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chiaki0708(プロフ) - 14話が素晴らしすぎますます！！幸せすぎる！ (2021年9月19日 2時) (
レス) id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - クザンさーーん (2019年9月16日 1時) (レス) id: 8eb0f6b23c (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - 紫音さん» 最近調子が悪いのか勝手に非公開になってしまいご迷惑おかけしています、申し訳ありません (2019年9月7日 10時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 初めまして！紫音と言います！31の次が33になっていますよ？ (2019年9月7日 7時) (レス) id: 0ba0841497 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - なっちゃんさん» 変換ミスですね(；A；)ありがとうございます (2019年9月4日 21時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんこん | 作成日時：2019年8月28日 22時
