海賊皇女は海をゆく (ページ41)

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美人がぽかんと口を開けてもやっぱり美人だった

「うふふ､ほんとによく似ていますね。
ルフィくんもそう言ってました

アンタの為じゃなくて俺はああいうヤツらが嫌いなんだ！って

それでも2人のおかげです！
言わせてください......."ありがとう"って」

『では、"どういたしまして"』

2人してクスクス笑いあった

また1人お友達が増えたみたい

『あ、あの。1つお願いしてもいいですか？』

おそるおそる聞くAにきょとんとした顔で返事をするステラ

「もちろん！喜んで致しますよ」

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間もなくしてテゾーロさんやその幹部さん達も起きてきて宴が始まった

宴は大いに盛り上がりを見せ
ワイワイと騒ぎ立てていた

ステラ､A､バカラ、ロビン、ナミ

絶世の美女達がキャッキャと戯れている

サ「ここは.......ここは、、！まさに天国！！！」
チ「サンジぃぃぃぃイイ！」

テ「この料理.......！素晴らしいな」
ル「だろおおお？
サンジは世界一のコックだからな！」

至る所でどんちゃん騒ぎ
これこそまさに"海賊の宴"

タ「テゾーロ様。ステラ様そろそろ」

2人は目を見合せて笑った

テ・ス「あァ/えぇ」

ル「なんだなんだ！？」
サ「.......人妻だなんて。Aすわぁぁぁん！
俺を慰めてくれてええ」
フ「一体何が始まんだァ？」
チ「なんだなんだ！！ルフィ！なにすんだ！」

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ﾄﾞﾝｯ.......静寂と暗闇に包まれる甲板
星の光も消えかけるような暗闇

ﾀﾞﾀﾞﾝｯｯｯ!!!

突如船首に現れたのは
舞台衣装を身にまとったステラとテゾーロ

タナカさんの巧みなる照明技術に
ダイスさんが大きな板を持ち上げその上にステラとテゾーロを乗せる

金で買えないものなどないｯｯｯ！

そんなのうそ

善人ぶる奴ァ馬鹿を見るぜェ

でも報われた

貴方が居れば金はいらない

愛は金に勝つことがある

綺麗に歌い踊る2人

美しいハモリとダンスを生み出すバカラ

一夜限りの最高のステージがあった

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『2人でshowをしてほしいの！
テゾーロさんのshowも好きだけどお二人のshowはもっと素敵だと思うの！
テゾーロさん､ステラさんとステージに立つのが夢だったんだって、、』

「そんなの.......そんなことでいいなら！
いくらでもするわ！」

麦わらの一味と海賊皇女だけが観れた

【⠀一夜限りのショータイム⠀】