海賊皇女は海をゆく (ページ40)

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『ルーフィー？
アンタの自慢の船医が治したんだから！
もう大丈夫だって！みんなも笑ってるよ？？』

「ｳﾞﾝｯｯｯ！」

やっとニシシと笑ってくれた

そう言えばダダンにお前らは笑い顔が似てるって言われてたな

何も考えてないアホみたいな顔して笑うって！

おじいちゃんに私にエースにサボにルフィ
みんな笑い方一緒だって言ってた

やっぱり.......ちゃんと家族だね

サ「おいクソゴムいつまでAに抱きついてんだ！
羨ましーわ！このクソ野郎！」
ウ「おい、本音でてんぞ」
ゾ「黙れくそコック」
ロ「ウフフ。相変わらずお姉ちゃんっ子ね」
ナ「もうッ！しっかりしなさいよルフィ～！」
ブ「Aさんパンt.......ﾎﾞｺﾊﾞｺｯｯｯ」
チ「ルフィ！Aはまだ安静にしなきゃダメだぞ！」

テゾーロさん達はゆっくり眠っているらしい
色々あったしね､心配してくれたみたいだし。
ほんと、、あの二人が幸せになれそうで良かった

『よし！とりあえずテゾーロさん達起きたら宴だぁぁぁぁ！』

「「「「おおおおおおおお！」」」」

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時は少し経って夕方

サンジくんは宴の準備
ナミちゃんは航海ですることがあるとか
ロビンちゃんは読書
ルフィ達は遊んでる
ゾロくんは寝てる

私は1人で海を眺める

お兄ちゃんの赤髪がそのまま海に映ったみたいな色の海
やっぱりお兄ちゃんは海に愛されてるんだなぁ

？「あ、あの.......！」

ぼけーっと海を見ていて気づかなかったが隣にはそれはもう綺麗な女性が立っていた

『.......ステラさん？』

「はい！」

彼女は勢いよく綺麗な笑顔を振り撒いてくれた
つい先程まではﾄﾞﾚｲとして辛い思いをしてきただろうに.......
なんて強い人なんだろう

「助けて頂きありがとうございました.......！」

『私じゃなくて､助けたのはテゾーロさんですよ？』

「でも.....！」

『私、天竜人嫌いなんです。もちろんいい天竜人もいるかもしれない。でもああいう奴らは嫌いです
気が短いので嫌いな奴はぶん殴りますニシシ

だって"海賊"ですもの！

海軍なんて怖くないです､いつだって自由に生きたいから！だから天竜人殴りたくなって殴りました！
貴方の為でもテゾーロさんのためでもない

私がしたくなったからやったんです！
だから責任なんて感じなくていいんです！』