海賊皇女は海をゆく (ページ24)

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『なんで、、ここにいるの、？』

ド「出来の悪い生徒を見に来てんだよ」

ク「お前も来るか？」

『そうなのか、、、二人とも先生なのか、
じゃなくて！！！』

『クロはともかくミンゴはなんでインペルダウンに居ないのよ！』

ド「フフフフ！それは知らねェ方がいいってやつだぜ。Aチャン」

ク「コイツと一緒なのは気に食わないが
そういうこったよ」

『.......いや、わかんない！』

頂上戦争でルフィから救出されたクロはともかく
つい先日ルフィに国をめちゃくちゃにされて、、
いやミンゴが悪いんだけど

とりあえずインペルダウンに送られたはずなのに
ここ『グランテゾーロ』にいるミンゴ

ク「とりあえず一緒にショーに行かねェか？
こいつと2人は最悪だ」

ド「おいおい、つれねぇなぁワニ野郎
しかしそれには賛成だ
もちろん来るよなァ？Aチャン」

ショーとはここのオーナーさんであるテゾーロさんが歌って踊って金をばら撒くあの素敵でド派手なショーのことだろう

この船に乗る時にあのショーには巻き込まれたが
外目から見てはいない

冒険の前に見て行ってもいいかもしれない
楽しそうだし！久々にクロいるし！

『うん！行くよ』

そう返事をすると
さり気なくエスコートしてくれるクロ

横をチンピラのように歩いていたと思いきや
エスコートし出すミンゴ

二人ともその仕草は上流階級そのもので
いつの間にかカジノへ戻るために
正装になっていたのもあり

いつもと違い
半端ない色気と気品に少しだけドキドキした

隣を歩いてくれていたクロが突如髪を触る

ク「似合ってる､女らしくすれば
まあまぁ綺麗になるもんだ」

少し貶されてる感じがしたけどその表情はそんなこと微塵も感じさせることも無く優しく微笑まれるので、、こんなクロ見たことがない。と驚きと羞恥で真っ赤になったのが分かる

するとグイっと腕をひかれた先は
ドフラミンゴの腕の中

ド「こんな大事な時にそれを着てくれるたァ
嬉しいぜ？Aチャン
ちゃんと大切にしてくれてたんだろォ？」

ニタリと笑うその表情と裏腹に本当に嬉しそうで
騒ぎ立てるドフラミンゴが少しだけ可愛かった

こんなにも周りの視線を集める
色気とその男らしさにも関わらず
自分が送ったものを大事にしてくれると言うだけでここまで騒いでくれるなんて.......

ちょっとルフィみたい。。

とか言うと絶対怒るから秘密