4；嵐の後の雲行きはいかに ページ4
＿＿＿『こない』
先日のサイクロンが嘘のように晴れた真っ青な空
3日で着くはずだった島には、それらのせいもあって結局7日はかかることになってしまった
まぁそれはいい､よくある事だ仕方ない
＿＿＿『こない』
先程からAが1人甲板でブツブツと言っているのには理由があった
エ｢ほら､どうしたんだよ！｣
『来ない.......』
ク｢A〜Aさん〜｣
『来ない、、』
いくら話しかけても､Aは『こない』と連呼するだけでその瞳にはだも映ってはいなかった
その手に握られているのはマルコへの直通でんでん虫｡マルコがAに持たせたものだ
サ｢.......何してんだおまえら｣
エ｢なんかAが.......｣
ドカドカとAの正面まで進んだサッチはしゃがみこむAの頭をぎゅっと抱きしめた
サ｢Aどうした？ほら兄ちゃんに言ってみろ｣
『.......マルコからでんでん虫こないの、何かあったのかな』
三日目までは確実に毎日、いや30分に1回は鳴っていたでんでん虫が今はスンとも言わなければ､掛けても掛からないことが多かった
＿＿＿いいホテル見つけたよい
＿＿＿やっぱり花が凄くてな､Aなら喜んでくれると思うよい
＿＿＿泣いてねぇか？もうすぐだねい？
＿＿＿船降りたらすぐ迎えいくからちゃんと待っとけよい
四日目にサイクロンにおそわれた
ついでにマルコからの連絡も途絶えた
ク｢あ、あの。.......安否だけで言うならマルコ隊長元気ですよ｣
｢｢｢え？｣｣｣
ク｢定期連絡用のでんでん虫には毎日決まった時間に連絡ありますし､サイクロンの件も伝えています。だから.......｣
『ｯｯ.......よかったぁ』
サ｢あーほら。泣くな、マルコじゃねえから俺は泣き止ませらんねぇの｣
マルさんが無事だということも判明し一気に安心したAは安堵した｡そう思わず涙が溢れるくらいに
エ｢.......じゃあ何で掛けてこねぇんだ？｣
｢｢あ、、｣｣
ク｢か、かけてみましょう！！あれですよ､何か訳が.......｣
サ｢そ、そうそう！Aから掛けてくんの待ってんのかもしれねえし｣
『....分かった』
緊張する趣でそっとでんでん虫を手に取った
＿＿＿繋がりますように
＿＿＿出てくれますように
ガチャ
『ｯｯ...!!マルコ！？』
マ｢ったりめぇだよい。どれにかけたと思ってんだ､､｣
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亡 - 40話おもろいですwwwパイナップルじゃない方www (2020年7月9日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - リクエスト失礼します。もしも夢主に猫耳生えて見た目ロリになったらを下さい (2020年7月9日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - yuki0106ykさん» ありがとうございます(；A；) (2019年12月22日 15時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
yuki0106yk(プロフ) - 本当に最高です。試験まで苦しいと思いますが、頑張りすぎずに！ (2019年12月19日 2時) (レス) id: 54b06f7325 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - MIO KIRIYUMEさん» こんばんわ！ありがとうございます(；A；)頑張ってほのぼのイチャイチャさせてみせます！！笑そう言って頂けて作者感涙でございます！！ (2019年12月9日 20時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんこん | 作成日時：2019年11月25日 19時
