25；愛とは ページ26
＿＿＿隊長さん？
思いのほか考え事に夢中になっていたようで女が首を傾げていることに気づかなかった
｢あ、あぁ悪かったねい。帰るかよい？｣
女｢少し花を見ていきません？｣
｢あー悪ぃな。これを見るのは先約がいてねい。
もっといい男を探してくれよい｣
女｢それなら穴場をお教えしますわ！ぜひその方と｣
｢いや、いいよい。俺が見つけてやりたいからねい｣
女｢....私の誘いを断るですって？｣
｢ん、どうかしたかよい？｣
随分と面倒な女に捕まったものだ
先程まで泣いていたとは思えないほど饒舌に回る舌に､手際よく組まれた腕。
わざとらしく寄せられる胸に気分が悪い
女｢いいえ？随分と愛されているのですね｣
｢あァ､世界一の秘宝だよい｣
女｢は？｣
突如変わった女の雰囲気に気づいた時には既に遅かった＿＿
体が動かない
｢お前、何したんだよい｣
女｢私が､1番なの。絶対、絶対にね？そうなる為には白ひげのＮｏ．2を落とすのが手っ取り早いと思ったのに、随分と奥手ですのね。でもそれも今だけよ？
＿＿貴方は私に堕ちるのだから｣
｢.......なに、を、｣
女の手が頬に添えられた
黒い瞳の中に吸い込まれるような感覚だ
女｢私はマインドコントロール人間。触れた人間の感情を自在に操ることができる＿＿
マルコ､貴方は私が世界一好きよ
誰よりも、何よりも、ね？｣
｢.......く、そ。やめ、ろ｣
薄れゆく感覚の中で脳裏に浮かんできたのは
あの花を耳元に刺したAだ
顔を真っ赤にして照れるAはそれは綺麗に
俺の大好きな笑顔を向けた
｢.......A｣
ﾊﾞﾀﾝ
女｢あー倒れちゃった
最後まで抗おうとするからよ、にしても流石白ひげってところかしら。こんなに抵抗する奴初めてだわ
＿＿＿ふふ、大事にしてあげるわダーリン｣
不死鳥さえ落としてしまえば楽なものだ
初めはどんなに疑いかかってきても自分たちの最も信用する長男坊が信用を置くとなると握手くらいは簡単にすることが出来る
そうなれば私の勝ちだ
｢Aさん、だったかしら？
＿＿貴方は惨めに死ぬといいわ
＿＿私以外の女なんて必要ないもの｣
女は白ひげのクルーたち全員をマインドコントロール状態にしたあと1人部屋の中心で高笑いした
＿＿＿ふっふふ!!あっはっは!!最高!
ﾀﾞﾝｯと踏まれた足元には綺麗に微笑むAの写真があった､マルコがいつも持ち歩いている宝物だった
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亡 - 40話おもろいですwwwパイナップルじゃない方www (2020年7月9日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - リクエスト失礼します。もしも夢主に猫耳生えて見た目ロリになったらを下さい (2020年7月9日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - yuki0106ykさん» ありがとうございます(；A；) (2019年12月22日 15時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
yuki0106yk(プロフ) - 本当に最高です。試験まで苦しいと思いますが、頑張りすぎずに！ (2019年12月19日 2時) (レス) id: 54b06f7325 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - MIO KIRIYUMEさん» こんばんわ！ありがとうございます(；A；)頑張ってほのぼのイチャイチャさせてみせます！！笑そう言って頂けて作者感涙でございます！！ (2019年12月9日 20時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんこん | 作成日時：2019年11月25日 19時
