白ひげ長女は特攻隊長 IV【ONE PIECE】 (ページ42)

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191；この世界を貴方とページ42

サ「はぁぁあい！！そこまでだお二人さん！」

＿＿＿はぁぁぁ！？何でだよ！！

＿＿＿今いいとこだったじゃねえか！！

＿＿＿クソさっち！！！

＿＿＿このフランスパン！！！

サ「おい！誰だ､フランスパンなんて言った奴！！」

自然と近づく2人を制したのは言わずもがなサッチである

しかし今日のサッチはいつもと一味違うのだ

＿＿＿何故なら彼は『神父』であるから

マ「はぁ､なんでお前なんだよい」

『ふふ､似合ってるじゃん』

サ「ったく､もういいから始めんぞ」

『はーい』

＿＿＿さぁ、お二人さん『誓いの言葉』を

私達は腐っても海賊

誇りに思ったことはあっても苦にしたことは無い

しかし､だからこそ私達は神になんて違えない

いくら悪いことをしてるつもりはなくたって

誇り高き海の『海賊』だから＿＿＿

だから＿＿＿

＿＿＿私､白ひげが長女Aは

この海で1番にマルコを愛し､

この命尽きるまで､私の全てを､

オヤジと家族に尽くすことを誓います

＿＿＿白ひげが長男､マルコは

誰よりも､何よりもAだけを愛し､

この命が尽きる最後の瞬間まで､

Aとオヤジ､家族の為だけにその力を

全て使うことを誓うよい

＿＿＿グラララララ!!派手に生きろ!!お前らァ！！

そう､私達が誓ったのは神なんてちっぽけなモンじゃない。

この海で1番偉大で､1番大好きな『オヤジ』だ

いるか居ないか分からないような神様より

オヤジに誓う方が私達らしい

泣いてるオヤジを余所に

マルコと2人､してやったり。と笑い合った

この命尽きるその瞬間まで

愛しい貴方の隣で、家族と共に冒険しよう

＿＿＿それじゃあ！！誓のキスを！！

マ「A」

『マルコ.......うわ！！』

その姿に似つかわしくない、悪巧みをするようにニヤリと笑ったマルコは両腕を不死鳥と化した

そして.......

Aを抱えて､はるか上空へ

マ「2人だけで.......」

『ふふ､最高！』

見ていたのは真っ青な海と空だけ

祝福を祝う鐘だけが島中に響き渡った