白ひげ長女は特攻隊長 IV【ONE PIECE】 (ページ35)

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184；その色を見たいページ35

『はぁ､楽しかった。こんな楽しいの初めてかも』

「クク､そりゃあ良かったよい」

『うん』

この島は皆優しくて緑が沢山で自然に溢れていて､そこかしこが素敵だった｡

人工物に溢れたキラキラとした街も好きだが､緑に溢れたこの島は､当たり前の幸せが凄く幸せだと感じることが出来る､毎日が幸せで心が暖まる､そんな島だ

一面の花畑や､何かよく分からないけど可愛い動物

美味しい食べ物に､綺麗な小川、
優しい匂いに綺麗な空気
青い空に､優しい島の人達

お気に入りは『公園』だった

「お姉ちゃんはクレア様のお友達なの？」

『ええ、そうよ？』

「じゃあお姉ちゃんも遊んでくれるっ？？」

「こらダメよ､」

『ふふ､構いませんよ。何するの？』

「えーっとね、家族ごっこ！と鬼ごっこと砂場！」

『了解！着替えてくるね！』

マ「ったく何してんだよい」

『もちろんマルコも遊ぶでしょ？』

マ「仕方ねぇない」

島の子供達と、それから何時間遊んだのだろう

楽しくて可愛くて仕方なかった

砂だらけのマルコとか.......ね？

『みんなまたね！』

マ「気をつけろよい」

「お姉ちゃん！まるこ！ばいばーい！！」

「また遊んでね！！」

「楽しかったあー！！」

皆を見送る頃にはすっかり夕方だった

オレンジ色の空に心が暖められた

マ「なんで俺だけ呼び捨てだよい」

『マルコだからじゃない？』

マ「んだよそれ」

『ふふ楽しかった』

マ「もう帰るかい？」

『私､行きたいとこある』

マ「どこでも連れてってやるよい」

＿＿＿『海』行きたい

マ「言うと思ったよい！」

『ふふ､バレてたかあ』

マ「ほんと好きだねい､毎日飽きるほど見てんだろうよい」

『この島から見る『海』が見たいの』

船から見る海は色々な顔がある

優しく偉大な海

全てを飲み込む黒い海

希望に溢れた青い海

島から見る海にも色々な顔がある

島によって､その海の雰囲気は違う

荒んだ島から見る海は
禍々しくおぞましい襲い来るような海

暖かい島から見る海は
優しく包み込むような海

島の色が海に表れる

＿＿きっとこの島の『海』は世界一綺麗だと思うの

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

この度作者がついったを始めてみました
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