白ひげ長女は特攻隊長 IV【ONE PIECE】 (ページ22)

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171；【番外】疑問と空腹ページ22

エ「あー腹減ったァ」

『うるせーお前のせいだろ』

エ「Aも食ってたくせに」

『いいから黙れ､無駄に喋ると腹減るだろ』

エ「でも腹減るんだよ！！」

『うるっせえ！！ばか』

エ「んだと!?」

『あームリムリ｡喧嘩する気力がない』

エ「わかる.......」

現在航海2ヶ月目にして食料庫が空
原因は言わずもがなこいつら2人の倉庫襲撃事件
勿論加害者側であるはずにも関わらず未だ腹が減るとのたうちまわりとりあえず2人は甲板でこれ以上腹が減らぬように横になってだらだらしている

エ「なぁ思ったんだけどさ」

『ん、なに？』

エ「Aって俺とマルコの前での態度違いすぎねぇか」

『はァ？んなことねぇだろ』

エ「あるわ！言葉遣いとか態度とか！マルコの前だと女っぽいじゃねえかよ！」

『あー、、、気のせいだな』

エ「何だよその間､絶対気のせいじゃねぇな」

『zzz』

エ「寝たふりしてんじゃねえよ！俺らの間に隠し事はなしだろ！！おい！！」

『あぁくそ！！揺さぶるな！てかそんな約束事なんか初耳だわ！』

エ「で？やっぱりマルコには特別なわけ？」

『うるせぇなぁもう。笑うなよ？』

エ「努力する！」

『クソ、仕方ねぇな｡マルコって､モテんだろ？』

エ「あぁ､パイナップルのくせにな」

『そうそう､まあモテるんだから私のライバルは多いわけじゃんか。それをクレアに相談したらそんなこと気にしなくていいとは言われたが妥協案で『好きな人の前では可愛くありたくありませんか？』って言われてそっからマルコの前では意識して女の子ぽくしてるわけ』

エ「なんか俺への扱いが雑みたいじゃん」

『んだよ！エースも私が大好きかよ！！』

エ「るっせえ！当たり前だろ」

『ふふ､俺も大好きだ｡エースの前では素で居られるんだ｡好きな人の前では努力したいけど､家族の､親友の前では本来の自分でありたい、な？どっちも私ってわけ』

エ「はぁ。ったくお前そういうところだからな」

『はぁ？何が不満だよ､この熱さバカ』

エ「今回は許してやるよ！」

『なになに？マルコにヤキモチ？？』

エ「ｯｯ!!ん、んなんわけねぇだろ」

『.......何か聞こえね？』

エ「は？」

『ほら！何か聞こえる！』

突如立ち上がったA｡少しだけ流れた温かい雰囲気はどこへやら､そこらにいた隊員から望遠鏡を奪い取ると海を見ていた

『エース！！！何かいる！』

エ「はぁ？」

『小船に流されてきたってことは.......島がちかいぞ！エース！！飯だ！』