白ひげ長女は特攻隊長 IV【ONE PIECE】 (ページ11)

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161；静まり返る島ページ11

モビー隠して島の正面から小さな小船で向かうことにした､小船と言っても商船くらいはあんだけどね。
てか､モビーが隠れたことの方が驚きだって､あんなばかでかいのに(そこは気にすんな.......)

ク「.......何か変です」

エ「そうか？なんもねぇけど」

ク「何も無いのが.......おかしいんです」

『どういうこと？』

ク「港はいつも賑わってて､砂浜にもいつも人が居るはずなんです。島に何か.......」

サ「ま、とりあえず降りるしかねぇな」

エ「心配すんな！俺がついてる」

『てか､白ひげの隊長3人もいりゃあ最強のボディガードだろ』

サ「言えてるな！」

違和感は私にもあった､きっと2人にも。
物凄く栄えている街であるはずなのに.......『人の気配』が皆無だ。全く生を感じない。
ついでに言うとマルコがいるかもといった期待はそうそうに打ち壊された。ほんとどこにいるの、ばか

エ「うわ！すげえ」

サ「城みたいだな」

『綺麗だな、あとでけえ』

ク「アレが私の家です！」

サ「.......俺たちまぁまぁなお嬢様を乗せて」

『挙句雑用させて.......』

『「ほんっと！すんませんでしたァ！！」』

『お前も謝れ！エース！』

サ「エース？」

エ「はぁ、やべぇ。サボに貴族のルール教えてもらうんだった、え、お父様になんて？娘さん下さい
？幸せにします？見合いして下さい？.......ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

ク「ふふ！もう！気にしないでください、したくてしてましたし。何より凄く楽しかったんですから！」

『.......ｯｯ！！クレアすきだぁ』

サ「おれもぉお」

エ「.......ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ。！！！おい！クレアに近づくな！」

『お前クレアと結婚すんならオヤジにも許可居るからな？』

サ「あと兄貴全員だな」

エ「はぁ！？そっちの方がムリだ！」

ク「ていうか私はAさんと結婚するの！！」

＿＿＿ぷッ！あははは！！！

サ「あ、あの高いとこから見てみるか」

『ん、りょーかい』

エ「城の様子も見えそうだな」

ク「こんなとこあったんだ.......」

小高い丘の上では街を一望できた｡もちろん少し離れたところにある城までバッチリだ。

望遠鏡を覗く＿＿＿とそこには島民『全員』がいた

いるけどなんであんな所に.......
白の少し離れた所には島民がみな揃っていた
城には恐らくクレアの両親がいる

とりあえず乗り込むしかないか

その為にこんな格好してきたしな

いざ『正面突破』だ