白ひげ長女は特攻隊長【番外編】 (ページ10)

今日:24 hit、昨日:0 hit、合計:47,007 hit

続きページ10

『ん、、』

エ「お！起きたか！？平気か？」

ク「Aさん！！大丈夫ですか？」

正直まだ結構しんどいけど､起き上がれるし意識もちゃんとある。そこそこ治ったかな

『ん、平気だよ』

エ「じゃ、じゃあ！！ちょっと待っとけ！！」

『分かったから、、騒ぐな.......』

エ「分かった！！」

ﾊﾞﾀﾝ!!!

『はぁ.......』

ク「大丈夫、ですか？」

『うん､すぐ元気になるから。泣くなって？』

ク「だ、だってぇ～！！」

わんわん泣き出すクレアを抱き締めて背中をぽんぽんしてやった。死にはしないのだから大袈裟だが､こんなに心配されるのは悪くはないみたいだ

『ほら､あんまり近づくと移るから､ね？』

ク「.......ｸﾞｽ。は、い」

『ふふ､すぐ元気になるって！！』

ｶﾞﾀﾝ

ク「エース!!!静かにしてって言ってるでしょ！」

エ「わ、わりい！！飯持ってきた！」

バタバタと入ってきたエースは確かに暖かそうなお粥？らしきものを持っている

ク「ちゃんとあっためた？」

エ「おう！」

ク「Aさんが良くなるようにエースと作ったんです！」

エ「食えるか？」

『ｯｯ｡ありがとうう』

正直喉は痛いし頭も痛い｡強がってはいるけれどすぐにでも横になりたいのが本音だが可愛い2人が一生懸命に作ってくれた.......なんて食べるしかないに決まってる

エ「ほら！あーん」

『ｯｯ。ん、あーん.......あっっつ！！！』

エ「わ、悪ぃ！！！ふーふー。これで大丈夫か？」

『ん、美味しい。ありがとう2人とも』

エ「ほら！もっと食え！」

『ちょ、ま.......ムグ』

エ「食わねぇと元気でねぇしな！」

『ほん、、む、ムゴ』

ク「ちょ！エース､Aさん死んじゃう！！」

『は、はぁ、、ありがとうクレア。死ぬかと思った』

美味しいと言われて嬉しくなったエースはAの口に次々とお粥を放り込んだ

ク「もう！私がするから！」

エ「な！ずりぃよ！！俺がクレアにあーんされたい！」

ク「うるさい！Aさん食べれます？」

『ん、ありがと』

はぁ､､ぼぅっとする。そろそろやばいけどもうすぐで食べ終わる。エースに言い返す力もない辺り､だいぶきつい

ク「うわぁ！完食です！」

エ「じゃあ洗ってくるな！」

ク「私ここにいますね！」

『ん、ありがとう2人とも。でも移るといけないから、な？』

「分かりました！」

ﾊﾞﾀﾝ

『はぁ、、む、り』