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船がサイクロンに襲われ沈没してしまったので
仕方なく泳いでシャボンディまで
帰ることにしたレイリーは
海に浮かぶ小舟を見つけた
「おっと。これは幸運だ」
そう言い覗き込んだ舟は無人だと思いきや
そこには小さな小さな女の子が今にも死にそうな顔で倒れていた
ほうっておいたら直ぐにでも死んでしまうだろう
まぁなんと言っても彼は紳士だ
「おや､小さな淑女をお救いしなくてはいかんな！」
彼はそう言うと舟の後ろに周り
小船をおし始めた
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「ん.......おね、えちゃん。」
目が覚めても夢ということはなくて
やはりお姉ちゃんはいなかったし
もちろんサウロもお母さんもいなかった
何より酷く照り付ける太陽とゆらゆらと揺れる小船がそれを物語っていた
溢れ出る涙を抑える方法など知らなくて
この海で貴重な水分を失うことがどんなに危険か
なんて知らない少女は
感情のままに泣き喚いた
「おや､起きたかい?大丈夫だ､
もうすぐ着くぞお嬢さん」
後ろから聞こえた声に驚き
止まるはずないと思っていた涙が止まった
「.......だれ、ですか？」
恐る恐る振り返り尋ねるとそこには優しい顔をしたおじいさんがいた
「怖がることはない､大丈夫だ。
もう少し眠っていなさい」
なんだかとても落ち着いてきて.......
というのは気のせいであろう
泣き疲れ体力も水分も極限に達している
さらには身体の至る所に傷がある
それでも身体はおじいさんを意識し､強ばっていた
はずなのにやはり身体は限界だった
そして意識は途絶えた
━━━━━━━━━━━━━━━
次に目を覚ますと
知らない場所だった
寝たことがないようなふかふかのベット
飛び跳ねたらどれだけ飛べるんだろう
この大きさならサウロもお姉ちゃんも一緒に寝れるなぁと考えていた
ｶﾞﾁｬ
咄嗟にベットの下に潜り込んだA
「おやおや､お嬢さんは恥ずかしがり屋なのか？」
そこに居たのは舟で会ったおじいさん
「ほら､ご飯だ。出てきなさい？」
美味しそうな匂いがする
何も食べてないAのお腹はｸﾞｩと音を立てて鳴った
「大丈夫だから､」
そっとベットの下から出ると優しく微笑みお皿を差し出してくれるおじいさん
それを受け取るとAは勢い良く食べ始めた
「私はレイさんだ。君は？」
この人は誰なんだろう
本当にいい人なのか
こわい､こわい､こわい
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れんこん(プロフ) - ユウさん» ありがとうございます!!!続編も頑張ってまいります〜！ (2019年9月23日 12時) (
レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編おめでとうございます！ルフィ達と仲間になって、恋も冒険もこれからどうなっていくか楽しみです！これからも頑張ってください！！ (2019年9月22日 22時) (レス) id: ed90e02b61 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - ロキさん» ありがとうございます、 『サウザンドサニー号』に修正致しました (2019年9月22日 16時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
ロキ - サニー号の名前がサウザンサニーになってます (2019年9月22日 15時) (レス) id: 1e15c62fde (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - ぴのさん» よかったです！お読み頂きありがとうございます！ (2019年9月22日 10時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんこん | 作成日時：2019年9月15日 16時
