43 ページ43
『次は魚人島だァ！！』
ルフィの一声から次の進路は
瞬く間に決まっていった
「その前にコーティングしなきゃね」
魚人島は海底にある島だ
地上に生きる私たちには"酸素"が必要なのだ
もちろんらその水圧に耐える壁も
コーティングするには"シャボンディ"に行く必要がある
そこで一味はシャボンディ諸島を目指したのだった
━━━━━━━━
この船での生活にも慣れてきた
お姉ちゃんは相変わらず優しいし美人だし
ナミだって優しくて面白い
ウソップは魚釣りが上手で､チョッパーはとってもいいお医者さん
ゾロは毎日稽古していて最初は怖いなぁなんて思っていたけれどすごく優しくて不器用な人
サンジはとっても料理が上手でびっくりした
そしてこんな私でも毎日綺麗だって褒めてくれる
お世辞だけど嬉しいよね
ルフィは....相変わらず
どこまでも純粋で真っ直ぐでそれでいて
前よりもずっとずっと強かった
「結局のとこ､ルフィとどうなのよ？」
「フフ、私も気になるわ」
「.......どうって何が？」
みかん畑のところには小さな机があって
よく女子会が開催されるのだが
今回は何やら難しい話題のようだ
「結成当初から知り合いなんでしょ？
いつから付き合ってるの？」
「私のことなんて気にしないで一緒にいたらよかったのに。フフフフ」
『付き合う』 『恋人』＿＿＿？
最初はハテナが浮かんでいたAだったが言葉の意味を理解すると同時に耳まで真っ赤に染まってしまった
「つ、つきあって、ない！！！」
ロ「あら、そうなの？」
ナ「でも好きなんでしょ？」
「.......そ、そんなことない！」
ロ「なんだか､寂しいわね。
可愛い妹を船長さんに取られちゃうわ」
「だから、、ちがうってばぁあ」
からかうように2人はクスクスと笑い合う
「好きだけどそういう好きじゃないっていうか
まだ会ったのも最近だし、、。
優しくて強くてかっこいいけど、、」
そこまで言うとAはさらに赤くなってしまった
確かに優しくされると嬉しいし
ルフィに抱きつかれた時だって嬉しかった
でも二人でいると少しドキドキして目を合わせれなくなるし.......
もしかして私ルフィのこと"好き"なのかな
「まだAに恋は早かったかしら?」
「意外とそうでもないみたいよ？」
「..わたし、ルフィのこと"好き"かも。」
「おーーい！！A!!!
でっけぇの釣れたぞおおおぉぉ！」
甲板でバタバタとルフィがAを探して騒いでいる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 449人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れんこん(プロフ) - ユウさん» ありがとうございます!!!続編も頑張ってまいります〜！ (2019年9月23日 12時) (
レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編おめでとうございます！ルフィ達と仲間になって、恋も冒険もこれからどうなっていくか楽しみです！これからも頑張ってください！！ (2019年9月22日 22時) (レス) id: ed90e02b61 (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - ロキさん» ありがとうございます、 『サウザンドサニー号』に修正致しました (2019年9月22日 16時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
ロキ - サニー号の名前がサウザンサニーになってます (2019年9月22日 15時) (レス) id: 1e15c62fde (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - ぴのさん» よかったです！お読み頂きありがとうございます！ (2019年9月22日 10時) (レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れんこん | 作成日時：2019年9月15日 16時
