【オリジナル/ホラ－】七不思議の調査隊員とひとりぼっちの幽霊【合作】 (ページ7)

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音楽の本を探そう！ページ7

私は、同じクラスのAさんに目が合った。
彼女は、私の音楽の本を一緒に探して貰えるそうだ。

『もしかして茶色の分厚い本だったりする？』

「はい。落とした時、全然気づかなかったです。」

あの本は、とても大切な物。
つまり、私の【親友】なんだ。
元気が無い時や辛い事があった時は
この本を見ると、元気が出る。

『そっか、場所は覚えている？』

そう言えば......音楽室を出た時
“バサっ”と何か落とした音が聞こえていたな......
それって、もしかして？！

「音楽室を出た時、落としたかもしれない。」

「じゃあ、音楽室にあるかも‼」

「行きましょう‼」

Aさんは、やる気で返事をしてくれた。
なんだろう、Aさんって凄く頼もしい人だね。
私達は、音楽室に向かった。

・

・

__in音楽室__

「あっ、ありました‼」

私の大切な音楽の本が見つかった。
私は、音楽の本を抱きしめた。
気づかなくてごめんね！
Aさんと一緒に、貴方の事を探してくれたのよ！

私は、心が落ち着いた。

『見つかって良かったね‼』

「はい！」

もし、Aさんが居なかったら
私は、ひとりぼっちのままだったのだろう。

そうだ！七不思議の噂だ‼