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#38 ページ4
丸山side
起きて、
気持ち悪くて、
しんど、ってなる。
これが、僕の1日の始まり。
今日は、1人。
この静けさは、いつまでたっても慣れない。
誰か、来てくれないかなぁ…
暇やったから、携帯で漫画を読んだり、
コンサートDVD観たりしてた。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ…
おっ！
今日は、誰が来てくれたんやろっ♪
でも、来た人は思ってたんと違かった。
丸「えっ…」
⁇「よっ… 久しぶりやな。」
丸「何で… オトンがおんの？」
父「何でって、隆平の父親やから。」
丸「いやっ… そんな事は分かってるけど、
京都からわざわざ来てくれたん？」
父「…んー… それもあるんやけど、
ボディビルの大会があって、見舞いにも来たかったし、
寄ってみたんや。」
やっぱり、僕のためだけに来たわけじゃ無かったんやな。
オトン、忙しいし仕方ないよな。
丸「そ、そうなんやっ…！」
父「おん。 で、調子はどうや？
隆平、メール全然してくれんから、分からんかった。」
丸「先生から、連絡いかんかった？」
父「分からん… 最近、仕事が忙しくて
家にいることがあまり、無かったからなぁ…」
丸「そうなんや…
僕からは、説明しづらいから、先生に聞いてくれへん？
今呼ぶから。」
父「分かった。」
僕のためだけやなかったけど、
来てくれたのは、めっちゃ嬉しかった。
今度は、家族みんなで来て欲しいなぁ…
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作者名：まるパンダ x他1人 | 作成日時：2017年1月3日 14時
