友達の彼氏の。part.2 (ページ20)

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私がたこ焼きしたことないからって

れんれんが作る作業を全部してくれた。

だから私が食べる係。

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美味しい美味しいって言ってたけど、もうおなかの限界。

廉「うまかったな〜、ごちそうさん〜〜」

れんれんの方が明らかに食べてない気がするけど、

粉1袋分は多かったかな。

廉「やべ、マタニティになってしもうた」

A「は、」

うざうざうざ！全然膨らんでないじゃん(笑)

廉「いや、ほら触ってみ？」

ちょっと睨みをきかした私の、腕をグイッと引っ張り

自分のおなかをさすらせる。

これで太ってるなんて言ったら、世の中の女子を敵に回すよ。

廉「な？」

A「いや、ビフォーが分かんないから(笑)」

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ピロリロリーン＿＿＿

さっき沸かしたお風呂が自動的に沸き、れんれんはお風呂へ。

私は、使い終わったたこ焼き器や皿を洗い終わり、

れんれんの着替えを持ってく。

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そういえば、

何でここに来たのかとか、なんにも聞いてなかった。

財布とスマホだけ持ってくるあたり、突発的に飛行機に乗ってここに飛んだに違いない。

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一体何で？っていう疑問ばかりが頭に浮かぶ。

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ミャーー＿＿＿

ソファーに無造作に置かれているれんれんのスマホが

通知を表示し液晶が明るくなったことに驚くぷりん。

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あまりに通知がいっぱい来るため不思議に思って

ちょこっと覗くと、、

A「えっ、、」

そこには、紫耀、紫耀、紫耀
岸くん、たまに海人のメッセージが並んでいた。

しかも、安否を確認するようなものばかり。

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もしかして、行き先も告げずに勝手に来た、とか、。

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ブーブー

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ボーッとどうしようか迷っていたら、電話に変わった。

紫耀と表示された画面は虚しくバイブ音を放っている。

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しばらくその画面を見つめていたら、切れた。

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