.６５ ページ16
.
廉「おっじゃまーしまーす」
A「はいどーぞー」
予備のスリッパを渡し、れんれんが部屋に入る。
普通にどーぞーなんて言ったけど、リビング散らかってなかったかな？！部屋着とかばっ散らかしてないよね？！
廉「トイレどこ？」
A「へ、トイレ？」
廉「トイレ」
A「トイレはここだけど」
廉「サンキュー」
リビングに入る前にトイレ行ってくれてよかった(笑)もしかしたら、察した？
その間に、散らかしてる部屋を片付けなければ！！
.
廉「そんな散らかってないやんか(笑)」
A「うわっ、早すぎ！！」
いや、ものの2分だけど？？！
振り向くとゲラゲラ笑いながらこっちへ向かってくるれんれん。
.
廉「トイレ、何かええ匂いしたで？なんなん？紫耀んちかとおもたわ」
A「愛莉奈から貰った芳香剤だからね〜」
なるへそ〜と相槌をうちながら、ソファーに寝転びクッションに顔をうずめる。
.
A「クッションの下は………」
廉「、にゃっ」
“ ニャー… ”
クッションの下でいつも隠れているプリン(♀)は、勢い良くれんれんの背中に飛び乗った。
.
廉「にゃんで猫がおるん」
A「猫が好きだからにゃー」
廉「ふうーん」
自分から聞いた割に、返事が適当なれんれん。
.
A「お茶かコーヒーどっちがいい？ついでくる」
廉「コーヒー」
了解と言いつつ、顔を一切上げないれんれんに疑問を持ちながらもキッチンへと向かった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 410人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「永瀬廉」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はな | 作成日時：2018年9月21日 22時
