愛しています、いつまでも。【名前変換オリジナル】

17.今度一緒に ページ19

夕方、優希は部活を終えて家に帰ってきた。



優希「あ、A帰ってたんだ。気づいたらいなかったからびっくりしたよ」



あ「ごめん」



優希「なんかあったの？」




額の汗をタオルでぬぐいながら優希はベッドに座る。



その仕草も、いつもは気にしないはずなのに色気を感じてしまう。




恋をしていると知るだけで、ここまで日常が変わるなんて思わなかった。




あ「公園を、見つけた」



優希「あ、あそこの公園か！けっこう親子とかが集まるんだよ。今度一緒に行ってみる？」




あ「一緒にっていっても、優希は周りから見ればぼっちだって思われるよ」



優希「ぼっちって言葉知ってるんだ…。


あ、俺は別にぼっちだって思われても大丈夫なんだけどさ。


Aが嫌なら俺は無理強いしないし」



あ「…いや、嫌じゃない。行こう」




優希「ん！じゃあ俺シャワーあびてくるから」




優希が部屋を出ていったので、私は体の力をぬく。



なんでこんなに固まってるんだ。




それにしても、一緒に公園か…。楽しみ。




部屋から差し込む夕日を眺めながら、私はそっと微笑んだ。

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