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story.119 ページ32

蓮side



優斗「Aまだかなぁー……Aの水着姿……ふふふ……」



怜「きもいですよ、優斗先輩」




整った顔が台無しになるほど気味の悪い笑みを浮かべている優斗先輩に、怜が素直な気持ちを述べる。



優斗「じゃあ怜は楽しみじゃないのか!?Aの水着姿!」



怜「楽しみに決まってるじゃないですか」



まあ、そうだよな。


俺だって、もう気がおかしくなりそうなくらい楽しみ、だから。



健太「あ、あれA先輩じゃないですか?!」



健太の声に、みんな首がもげるんじゃないかというくらいの速さで振り返る。



あ「あ、ごめんねっ!待たせた、かな?」



そこには、天使がいた。うん、天使。




白を基調とした水着には、カラフルな水玉模様。


Aに似合いすぎてる。



それにパーカー羽織っている、しかも萌え袖。



あ「あ、あれ?みんな?」



かたまっている俺たちをみて、不思議そうに首をかしげる。


あ「も、もしかして……水着、変かな?」


健太「そんなことありえないです、先輩!かわいすぎです!!」


優斗「A、お持ち帰りしていい?」


あ「ばっ、だ、駄目に決まってるじゃないですか!!」


怜「それにしてもA、その水着にあってるよ」


緩い微笑みを浮かべながら、怜が言う。


あ「え、あ、ありがとう」



照れくさそうにはにかむA。



やばい、これはやばい。


ふたりきりだったら、絶対襲ってた。



優斗「てかなんでパーカー羽織ってんだよー、脱ごうぜ!!」


あ「……先輩ってほんと……」



かなりまじめにひいているAをみて、優斗先輩は笑いながらAの頭をなでる。



優斗「さてと、じゃあそろそろ行きますか!!」


みんなが歩き始めたとき、ふと誰かに手をつかまれる。



振り返ると、Aがたっていた。


蓮「どうした?」


あ「いや、なんか蓮、なんもしゃべらないから……


どうしたのかな、って!」



ああ、もうほんと……



蓮「大丈夫。ほら、行くぞ」


笑顔を向けると、Aも安心したように笑う。


あ「うん!いこう!!」



こういうとこ、大好きだな……

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のん - 王様ゲームぜひともまた書いてください!!!おちは同級生か、年下の子がいいです## (2016年5月16日 18時) (レス) id: d82c7e00f9 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 先輩がいいです! (2016年2月29日 22時) (レス) id: ce8849c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた様 - 私は、2がいいかな?私も、みぃさんと一緒で最後に全員のエンドか見たいです!!(´Δ`)/ (2015年4月19日 14時) (携帯から) (レス) id: a4f004b653 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - みぃは1がいいです!この作品も他の全員のエンドをみたいです! (2014年12月23日 16時) (レス) id: 59146efa58 (このIDを非表示/違反報告)
- 2がいいです (2014年9月3日 22時) (レス) id: 571433bbb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年7月23日 14時

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